ラッキーの悲しみ

おとんの実家、和歌山にはラッキーというわんわんがいます。

これが、おじいちゃん子でね。

おじんがいてくれたら、それでいいんだすな。

若い頃は、おかんらが行っても愛想が悪かったの。

寝たまま、一応尻尾だけ振っておくか・・・みたいな。（笑）

 

 

 

そら、そうですわな、生後２か月頃から、おじんの布団で一緒に寝てたそうですから。

おじんは、寝ながらラッキーをなでてあげるんだすな。

そんなして可愛がってもらったから、ラッキーもおじん一筋ですわ。

 

それがね、数年前からおじんが病気で入院したり、リハビリで出かけたり・・・

おばんも、都合で大阪と和歌山を行ったり来たり・・・寂しい時もあったんでしょうな。

だんだんと、おかんらが行っても、すごく喜んでくれるようになってね。

 

 

 

先週、おじんが亡くなりました。

その電話をもらってる時も、電話の向こうからラッキーのキュンキュン鳴いてる声が聞こえるんですな。

ずーっと、ずーっと鳴いてるんだす。

おかんらが駆け付けた時も、ずーっと鳴いてるんだすな。

ラッキーは、おじんが寝ている部屋の隣の部屋に皆と一緒にいたんですけどね。

おじんが亡くなった事、わかってるんでっしゃろな。

おじんの部屋に連れて行ってあげても、違うと思うのか部屋からすぐ出ちゃうんですって。

でも、ずーっと異変を感じて鳴いてる・・・

 

おじんを納棺の為、自宅から車に乗せる時・・・

ラッキーがあんまりはげしく鳴くので、玄関まで見送りに連れて行ってあげましたでな。

着いて行きたいんでっしゃろな、玄関から降りようとするのを必死で引っ張ってましたでな。

 

その後、家族はラッキーを家に残して全員会場へ向かったんですけど、

１階に繋いでおいたのにリードを噛み千切って２階にいたそうだす。

おじんを、探し回ったんでしょうな。

犬も、わかるんですな。

悲しみもあって、お別れが辛くて・・・

ラッキーの悲しみを思うと、切ないですな。

 

 

 

　

↑　おじん、虹の橋でラッキー待っといたりやと押してくれ！

 

 

して、いぱラニは・・・

２匹でX犬になって、寝ておりまする。（笑）

 

 

 

　 

↑　虹の橋で、おじんは先代犬コロと会えてるでしょうなと押して下され！