プロレスリングGYAKUTEN

ファイプロワールド架空プロレス団体GYAKUTENについて書きたいと思います

完全犯罪計画へ

2021-06-16 20:00:00 | 日記
6月15日午後18時
スナックQueen地下
ジャガナート•マーベリックアジト


ジェームズ•イレーナは怒っていた

理由は明白だった

ジャガナート•マーベリック7月興行で犬猿の仲のアンナ•ワトソンと試合が再び組まれたからである



「ちょっと
何でまたワトソンと試合しなくちゃいけないのよ

王 私モリヤーに直談判してくるわ」

王鈴麗

「姐さん 

守屋さんも忙しいみたいですし

私から話しときますんで上で一杯やりましょうよ


「うるさいわね王

 貴方ママから店番頼まれてるんでしょ
 さっさっと戻りなさいよ 

 モリヤーいるんでしょ入るわよ」

イレーナは王の静止を振り切り守屋の執務室へ入った

そこにはバーボンを片手に誰かと電話をしている守屋がいた

「すまないな 来客のようだ

 あぁ 分かっているよ 
 
 X day は 7月だ

 あぁ 待っているよ 

「やあ イレーナどうしたんだい?

 そんな怖い顔して」


(ジュン?初めて聞く名前ね誰かしら)

 えぇ ちょっと試合の事で話があったんだけど

 電話中悪かったわ 
 お話は大丈夫だったの?

 もしかして彼女さんだった?(笑)」


「あぁ 大丈夫だよ

 いや彼女ではないがある意味
 パートナーかな
 
 それより話は何だい?イレーナ


「(パートナー?まあいいか私もプライベートは詮索されたくないし)

えぇ7月興行のワトソンとの試合よ 
何でまたあのお馬鹿ちゃんと試合しなくちゃいけないのよ


イレーナ

 全てはJMの為さ
 すでに私の完全犯罪は動き出している

 君はもう蜘蛛の巣に足を踏み入れているんだよ

 質問は以上かな
 もう現時点で君に話すことは無いよ


「ちょっとモリヤー」


「フッフッ 

イレーナ君は物分かりが良いと思っていたがね

私はたとえJMメンバーでも容赦はしないよ」


「ごめんなさい モリヤー

 忙しい所悪かったわね

 失礼するわ」


「分かってもらえて嬉しいよ

 イレーナ 君の闘い楽しみにしてるよ

イレーナは足速に部屋から出て行った


イレーナが出ていき1人になった守屋は手元のバーボンを飲み干しつぶやく

「Xday で待っているよ