ご縁。

ご縁とは不思議なもので

もう１０年近く前のこと

神祭の折
神様のお迎えをさせていただく場所を神筆で伺い
探し求めてようやくたどり着いた
小さな神社がありました

人様のお宅の脇の細道を、山に向かって上がっていくような場所で
道という道でもなく
草が生い茂っているのをかき分けて入り
木々に覆われた薄暗い場所に
その神社はありました

恐る恐る入らせていただき
夢中で祈ったことを思い出します

今は私の弟子であり良き仲間となってくださった方が
あるきっかけで
その神社に足しげく通い
せっせとお掃除をされました

一年ほどそのような時が続いたでしょうか

それから時が流れ
思いもかけないところでご縁がつながり

その神社を創建された方のご子孫の方に出会うこととなり
このたび
絵を奉納させていただけることになりました

平成最後の旧正月の日に
近くに住んでいる仲間とともに
奉納してまいりました

心よりありがたく・・・
・・・ありがたいことでした（ほかの言葉が見つかりませんでした）

ご縁とは
ありがたくも不思議なものです


奉納させていただいた二柱の絵です(^^)






ご一族の方が大切に大切にお守りされてこられたお社です
様々にご事情もある中に
皆様でお世話され守られ
現在は、道も舗装されすっきりと
すがすがしいお姿になっております(^^)
最初にお邪魔した時より
ずいぶん明るい雰囲気になっていますが、漂う神気はそのままです
ひっそりと鎮座しながら
また、地元の方々にも親しまれ
大切にされておられる、尊いお社

このたびは、
貴重なお話も聞かせていただくことができました