待宵の月は高みに雲早し 浜木綿
秋天や両の脚にて地球蹴る 秋水
枝折(しお)るれば三年(みとせ)となりや彼岸花 浜木綿
我が家より分かれあやめの生気かな すいすい
木漏れ日の天輪をうけ掌 秋水
折り紙のほどけるやうに鉄線花 幢舟
ひと刷けの雲を恋ふるか雲雀の子 恭子
朝に踏むこぼれ桜や片並木 浜木綿
浮かれりは枝が末なる春満月 浜木綿
春ふかき星にしばしの別れかな 恭子
引き鴨や富士の裾川行く今朝は 浜木綿
しら降りて身の重さかな雪柳 浜木綿
夜桜に月がさをさす巽ばし 秋水
散りぎはの花はしるべとなりにけり 恭子
御剣の如き氷柱や白川郷 秋水
ものの影みな凛として冬満月 恭子
駒札に清盛とあり初詣 秋水
言祝ぐを浮かべて郷の初湯かな 浜木綿
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