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人生の迷子。

パーフェクトな「うどんおいしいなぁ」にしたかったが、そうは問屋が卸さなかった話。

2020-10-13 05:57:02 | 食雑記_2020
家の冷凍室には基本的には冷凍うどんを常備しているのですが、長らく欠品させており。
理由は何のことない冷凍室がパンパンで入る余地がないのと買い忘れの連続なんですけど。
なので長らくうどんを食べてなくて食べたくなったので食べに行ったんですよ。
そんで何うどんにしようかなーってメニュー表見ながら考えてたらデジタルサイネージに「トロッと温玉月見ぶっかけ」なるものが表示されてだな。
(脳内)ひゃー!温玉で月見でぶっかけいいじゃない!とろろトッピングしちゃおう♪
なんて思って発注したんですよ。

「温玉月見ぶっかけ、とろろ追加で」

言ったよ、確かに言った。
前の人のオーダーが出てきてないけど聞かれたから言った。
いつもよりも丁寧に言った。
問題はマスクしてるからある程度声を張ってもモヤっとした発音に聞こえてないかな?っていう一抹の不安はあるし、何なら前の人のオーダーとごっちゃになってないだろうか?とか思ったりもした。(そういう感じの接客とカウンター内の動きだった)
そんでこの一抹の不安は的中することになるわけだが。
いつもなら聞かれる「しょうが入れますかー?」って聞かれなかったな、温玉月見には入ってないのかな?って思ってた。
お会計したら思ったより安くてあれ?って思って席について初めてとろろ追加されてなかったことがわかって。
ああまぁいい、それはなくてもいいんだ、ってぶっかけなので麺を混ぜようとしたら。
しょうがのにおいがぶわっと。
…聞いてくれよ…しょうが入れたくないのよ…。
ここのしょうが辛いのよ…。
まぁわかるんですよ、マスクしてるから聞き取りにくいよね、どうしてもね。

ただ、「とろろ追加」と「しょうが入れて」は間違えようがねえと思うんだがな?

いいんだ…ここのうどんは温かいやつはちょっととろっと柔らかめで好きなんだ…って思ってたんですけど。
なんか、うどん味変わったかな…?って…。
あれぇ?って。
いや、おいしいんですよ。
ちょっと、こう、表面のつるッとっした感じがなくてちょっとザラッとしているような感じだったというか、ええ、おいしいんですけどね、期待していた感触とちょっと違っていたっていうね。
あと、温玉がなんていうか、ちょっと固ゆでってレベルの固形で。
白身も言うほどトロッとではなく。
いや、玉子もね、おいしいのよ、おいしいんだけど期待したほどのトロッと感ではないな、っていうだけでね。
トロッと温玉月見ってサイネージには書いてあったのにな…なんだろう、俺の見間違いかな…ってなんかこう、期待度が増していただけにしょぼーん(´・ω・`)って。(まさにこんな顔になった)
いいんだ、俺の思っていた何かとは違っていた、ってだけだから…ってある種のあきらめに似たものを抱えていたわけですけど。
おいしいのはおいしいので、にこにこ「うどんおいしいなぁ」って言えるんですよ。(昨日の「うどんおいしいなぁにこにこ」はこれである)
大人だからね、期待通りじゃなくても目の前にあるものを自分の主観で評価できるんだ、おいしいんだよ、君に罪はないんだ、うどんよ。

やっぱり家においしい冷凍うどんを常備しておく必要があるな…。
自分で温玉作ってあっつあつにしたうどんにつゆかけて食べればいいんだもんな。

長らく食べてないっていうのもあるんだと思うんですけど、人の手を介しているし人の耳を介しているので「思い込み」で物事が動く瞬間というのもあるというのを痛感した。
「思い込み」というのは「先入観」と同じだからそういうものをフラットに物事を見る訓練をする必要があるということなのやもしれぬ。
(この事案に関してのもやもやが晴れるまでしばらく行かんと思う。)
まだ混雑する時間帯じゃなかったからできたら丁寧に一件ずつ処理してほしかったけどまぁいい。
うどんはおいしかった。
うどんに罪はない。
何度でもいう。
うどんに罪はない。
私の「発注したものが期待通りに出てくるものである」という先入観による期待値が高すぎた、という点に問題があるだけだ…。

あるだけなんだ…。
しょぼーん…(´・ω・`)

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