室谷棚田写真展 ~石正美術館 島根県浜田市三隅町古市場にて~
2013室谷棚田写真展ポスター 画面をクリック頂けば詳細をご覧になれます。
今回は
「室谷棚田写真展 ~石正美術館 島根県浜田市三隅町古市場589にて~」を
お届けします♪
2013年1月12日 島根県浜田市三隅町古市場589 石正美術館 玄関前にて♪
2013年初の記事は
室谷棚田写真展のご案内です♪
2013年1月12日 島根県浜田市三隅町古市場589 石正美術館
最初の開催クールは
浜田市三隅町の
「石正(せきしょう)美術館」が会場です♪
島根県浜田市三隅町「室谷」は点線で囲まれている地区です♪
以前、私は「棚田」と聞くと
山奥にあるような気がしましたが
ここ室谷の棚田は
海岸線からそれほど距離はありません♪
2012年8月19日 浜田市三隅町室谷にて♪
室谷地区の地図にも名前のある
「大麻山」からは
日本海との距離が
わかります♪
2012年9月23日 大麻山山頂にて ~展望台~
合併後
東京23区にも匹敵する面積を有している浜田市。
浜田市民の中でも
比較的知名度の低い「室谷」ですが
棚田百選をはじめ
数々の賞を受賞する
風光明媚な地域です♪
2012年8月19日 浜田市三隅町室谷にて♪
国道9号線から室谷へ向かう道路を走ってゆくと
道幅が狭くなってゆくにしたがって
風景が変化してゆきます♪
道幅が車一台分ほどになると
そこはもう
四方は棚田に
囲まれています♪
2012年9月23日 大麻山にて
そこはまさに
日本の原風景です♪
「原風景」とは
昔の風景と言い換えてもよいでしょう。
最近は過疎地域と呼ばれる地域でも
田んぼは区画整理され
理路整然とした田んぼが当たり前のように広がります。
しかし棚田と呼ばれる
「だんだんの田んぼ」は
区画を整理することが難しく
さまざまな形をした
田んぼが存在します。
この均一化されていない風景が
昔の当たり前の風景です♪
室谷棚田まつりの様子「石見神楽 大蛇」
田植えをするにも
稲刈りをするにも
最近は大型の高性能の農機具があり
米づくりは
もっとも手のかからない
農業のひとつに数えられます♪
2012年10月28日(日) 室谷の棚田まつりにて ~田ばやし~
大型の機械を使えるのは
平地の区画整理された田んぼに限られます♪
ですから棚田で使用できる機械は
かなり小型のもに
限定されます♪
2013年1月12日 室谷棚田写真展にて♪ 過去の優秀作品
室谷はそんな不便な地区です。
区画整理も出来ないまま
ある意味「開発」から見放された土地であるから
美しい風景が今もその姿をとどめています。
2013年1月12日 室谷棚田写真展 ~石正美術館~
前置きが長くなりました。
この美しい風景を
県外、県内、市内、市外の方に
写真を通して広く宣伝して頂こうという目的で
今回10回目の室谷棚田写真展を
開催することができました♪
2013年1月12日 室谷棚田写真展 ~石正美術館~
何のために宣伝するのか
「棚田の中にお土産物を扱う店舗はありません」
「宿泊施設もありません」
「飲食店もありません」
何にもありません。
商売のためではありません。
2013年1月12日 室谷棚田写真展 ~石正美術館~
一年を通じて
美しい風景を見せる
室谷の棚田。
その風景をカメラに収めようと
人々が訪れてくださいことが
地域の風景を
護ることにつながるからです。
2013年1月12日 室谷棚田写真展 ~石正美術館~
田んぼは二年続けて米づくりをしなければ
再生させるには
倍以上の時間が必要です。
作り手のモチベーションを保つこと
それは地域のモチベーションを保つことに繋がり
しいては地域の維持を支えます。
2013年1月12日 室谷棚田写真展 ~石正美術館~
少子高齢化により
室谷の棚田にある
小学校の分校が
この春
歴史に幕を閉じます。
2013年1月12日 室谷棚田写真展 ユネスコ世界遺産・石州和紙製の賞状~石正美術館~
毎年秋に開催される
室谷棚田まつり
2012年は天候の関係から
この春
閉校する
井野小学校・室谷小学校を
会場に開催されました。
そして今回の応募作品には
閉校がテーマの物も
少なくありませんでした。
2013年1月12日 室谷棚田写真展 受賞者のみなさん~石正美術館にて~
現在2クール目の会期で
2013年2月1日(金曜日)~2月15日(金曜日)まで開催しております♪
素晴らしい写真で素晴らしい棚田の風景をご覧ください♪
そして是非現地をおたずね下さい。
2013年1月12日 室谷棚田写真展 ところ狭し並んだ賞品~石正美術館にて~
今回も
最後までご覧いただき
ありがとうございます。
しあわせのバブルリング