自惚れ 大事やと想う
思い込み ガッツリ シッカリ
痛い奴って言われましょう〜
今日も私は自惚れ鏡で身支度整えて
イケテルやんって思い込んで
シャラリ シャラランって闊歩する
時折 会うおじさん
何時も 目が合う
何故か視線感じる
これは自惚れ 思い込み 錯覚
そう思っていたけど
やはり 感じる 何かしらのもん
ある時 旦那はんと買い物行ってたら
旦那はんが言った
あの人知り合いか?
えっ
見ると確かにあのおじさん
知らんよ 答えた
旦那はん ずっと見てるでって
自惚れやけど 思い込みなんやけど
なんかさっ‥って
そんな 些細な事柄
そんな馬鹿馬鹿しいあれこれ
ちま ちま 積み重ねて自分を慰め宥めるんだよ
思い込み 自惚れを糧に なんとかやり過ごせるんだよ
日々 どうにかやり過ごせす
今朝
開けきらない薄闇の中
あの人を想った
最後の女やで…そう言った言葉
心のドンツキ 底の底から聴こえた
自分を慰める時 何時もあの人の指先を懐かしむ
あの人の香りを捜す
瞬間にあの人の重さを感じる
女 だから いつまでもオンナ
おんなを自分でも良いから確かめて確認したい 業の深い私だ
寂しぃ
ホンマに寂しぃ
恋しぃ めちゃくちゃに恋しぃ
あちこち 全部 すべて
あの人を捜す