日々感謝しながら・・・

毎日が何事も無く過ぎる事の幸せに感謝しながら
庭の花々と日常生活でふと思う事等々を綴ります

ペット・犬・「めぐ」の思い出②

2017年10月12日 | 振り返って思う事
「めぐ」についての思い出は 次から次へと思い出され尽きる事がない

何故か用便はシートを用意したのだがどうしてもできずに
畳やカーペットに粗相をするので叱る事ばかりだった
シートの場所に連れて行き「此処でしょ!」と叱るばかり
その為か叱られる場所がシートと覚えて叱られそうになると
シートの上に行き耳を垂れてうずくまったものだった
その後・室内で粗相をしてはいけないとわかったのだろう
我慢をして玄関に行きドアを開ける様催促するようになった
庭に回って用を足し・終わったら戻って来るようになった
以来・一度も室内での粗相は死ぬまでする事は無かった

散歩から帰ったら玄関で抱えられて風呂場へ行くことも覚え
外から帰ると必ず上がり框でおとなしく待つようにもなった



家の中で台所だけには入れないようにもしたがちゃんと守った

何事も覚えるときちんと守れる子だった・・・

元々は子供嫌いで以前は子供を見るとすぐに足元に隠れた
子供達が触ろうとしたら歯をむき出したりもした・・・
何度も言い聞かせおとなしくしている様にしつけたら
諦めも有ったり慣れもしたのだろう
散歩中・子供たちがキャーキャー言いながら寄ってきて
撫でられてもおとなしくされるがままになるようになった

お隣の奥さんが子供の頃に犬にかまれたトラウマで
犬に近寄る事も出来なかったのだが
「めぐちゃんだけは別」と言って撫でられるようにもなった

「めぐ」にすれば相当な我慢を強いられていたのかもしれない
          (続く)





ペット・犬・「めぐ」の思い出①

2017年10月11日 | 振り返って思う事
 「ピーター」が逝ってから 10年が経った・・・

長男が仕事先からの帰り道・車の前を白いものが横ぎった
レジ袋かと思ったがサイドミラーで確認したら「犬」だった
雨の降る日だったので ずぶ濡れで道脇にうずくまっていた
<危ないな~轢かれちゃうぞ>と思い停車して近寄ったら
弱弱しく尻尾を振って逃げる事も無く抱かれたと言う
<迷い犬>だと思ったがこのままではと思い車の助手席に…
正座をして前方を見る姿を見て車に慣れてるなと思った様だ
会社に連れて行き2・3日様子を見たらしい
拾った場所に手書きで<迷子犬>の張り紙もしたと言う
数日したが連絡も入らなかったし会社に置く訳もいかない

・・・・という事で我が家に連れてきたのが4匹目になった
犬種は<マルチーズ>の女の子だった
これまでは全てオスだったのでメスは初めてだ
勿論・室内犬と言うのも初めてになる。。。
会社では<チャッピー>と呼ばれていたらしいが
これからは恵まれる様にと<花婆>さんが「めぐ」と命名
我が家の一員にする事になった。。。
先ずはペット病院に連れて行き健康状態等を見てもらった
年齢は2歳位でヤセ気味だが身体は異常なしとの事だった
純粋なマルチーズではなくプードル系のミックス犬とも聞いた

この「めぐ」が<花爺>にとって最後のペット犬となるのだが
<花爺>がペット馬鹿・親バカと言われる程にされた子だった
何故なら とにかく利口で聞き分けのいい子だったのだ

(続く) 

カットで綺麗になった ある日の「めぐ」写真・・・^^)/



庭で一株だけこの時期に咲いた<アルストロメリア>の花 頑張ったなぁ~


3匹めの犬は「ピーター」

2017年10月10日 | 振り返って思う事
3匹目のワンちゃんは突然我が家に現れた

「ぺス」が居なくなってから10年
就職・・結婚・・子供が生まれ・・の年月が去った
子供が5歳の時 近くの公園に遊びに行った・・・
夕方 帰ってきたら犬を抱えて来たのだった
聞いて見たら。。。
「遊んでいたら知らないおじさんがくれたよ」
犬は「柴犬」だった。。。半年位たっていただろうか
「面倒を見るから飼ってもいいか?」にOKを出した
動物の面倒を見る事で何か得るものがあればと思ったのだ
それからは幼稚園から帰って来ると散歩や餌やりの日々
「ちゃんとがんばってるよ」と家内の報告を受けた

1年ほどした時に今の家にと引っ越す事になった
実家の番犬で残すか連れて行くかに「絶対一緒!」と子供
結局・新築の家にと連れて行くことになった
近所の3軒が犬を飼っていた。。。
すっかり大きくなった「ピーター」通常の柴犬より大きめだ
この地でも野良犬が多く庭にやって来ては喧嘩!
「ピーター」も「ぺス」同様 喧嘩は強く常に撃退・・・

一年半・子供たちと元気に遊んでいたのだが。。。
<やぶ蚊>が多い夏・「フェラリア」にかかってしまった
近所でも次々に死んで行っていた最中だった・・・
この頃は「フェラリア」にかかったら100%死ぬ運命
外で飼う犬はこの時期ほとんどいなくなってしまった
室内犬ブームがやって来るだいぶ前の事だった。。。

この後最後の犬がやって来たのはまた10年後の事だった
(続く)

町内の空き地と里山で咲く<セイタカアワダチソウ> を撮ってみました






2匹めの犬「ぺス」

2017年10月09日 | 振り返って思う事
「クロ」が居なくなってからひと月ほどで子犬がやって来た
近所で貰い手を探していたのを聞き母が頂いてきたのだ
スピッツと雑種のミックス犬で中型が予想された
身体は真っ白だが目のあたりから立っている耳にかけて薄茶
生後・ひと月弱だったので暫く家の玄関の中で飼う事にした

当時は室内犬と言う言葉もなかったと記憶してるのだが…
名前は「ぺス」と名付けたがその経緯は覚えていない

よく絡み付くのでコロコロと転がすのが遊びだった
少し強く転がした時でも「キャン!」と鳴く事は無かった
大きくなるにつれ甘噛みとは言え痛くなってきたので
軍手を着用・それを手にしただけで遊べると大喜びしていた

その為か足腰が強く野良犬との喧嘩にも負けた事は無かった
片耳をかみ切られた時も相変わらず「キャン!」は無しだった
近所の放し飼いの「ジョン」という柴犬が遊びに来るのだが
様子を見ていたら<子分>といった扱いをしていた

頭もよく 一通りの芸は直ぐに覚えた
又・玄関・廊下・台所の意味もわかっていて言うだけで
その場所へ移動するようにもなった

一か所に固定した鎖では無く物干し棒と立木の間10m程を
太い針金で結び輪を通して移動できるようにしてやった
餌はまだ前と同じで残飯がほとんどだった

小学の高学年~中学・遠浅だった潮の引いた海を駆け回りもした
元気一杯に飛び回っていた「ぺス」だったが8年を経たある日
学校から帰ってきたら母と妹が心配そうに「ぺス」を見ていた
フェラリアにかかってしまい ここしばらく辛そうだったのだ
「大丈夫か?ぺス!」と抱き抱えてやると弱く尻尾を振った
そして「ク~ン」と一声鳴いて息を引き取った
「お兄ちゃんが帰って来るのを待ってたんだね」と妹
涙が止まらなかったのを今でもはっきり覚えている
そしてこれがトラウマで犬を飼う事が出来なくなった

それから10年・・・ひょんな事で3匹目の犬を飼う事になった



いろいろな <ホトトギス>が咲く庭で今日はまた違う花が・・・




最初の犬は「クロ」だった

2017年10月08日 | 振り返って思う事
<花爺>の人生にとってペットの犬は家族同様のものだった

東京から幕張へ移った時になついた黒い犬が最初の犬だった
野良犬だったが主に我が家の縁の下を住処にしていた犬
年齢は不明・名前は勝手に「クロ」と呼ぶことにした
初めは反応しなかったが慣れて来たら呼ぶと尻尾を振って来た
犬種は<雑種>目のクリッとした耳の垂れた中型犬の雄
野良犬なのでもちろん束縛する首輪や鎖は付けていない
近所にも出入りして餌をもらっていたようだった
正確はおとなしく気弱で臆病な犬だった
他の野良犬によくいじめられては逃げ回っていた
当時は犬の餌は食事後の食べ残し物や魚の骨だった
凹みのある鍋に味噌汁と一緒に入れて与えていた
洗うという事もしなかったので頭など撫でると手が臭くなった
当時・飼い犬は<番犬>であり外で飼うものだった
冬になった時・台所脇にリンゴ箱を横にして蓆を敷いてやった
そこが気に入ったらしく以来居付き我が家の飼い犬状態となる
お手・お預け・待て等<芸>を教えたが覚えが悪かった
妹たちは<バカ犬>だと言って笑い相手をしようとしなかった
<花爺>とは気が合って毎日の様に遊んだのでいつも傍にいた
5年程一緒だったがある日学校から帰ったら母親に
「クロ」が死んだ事を告げられた・老衰だった
憔悴していた<花爺>を心配したのだろうしばらくして
近所で貰い手を探していた子犬を引き取って来てくれた
2匹目の犬は子犬から育てる事になりました・・・


今年も庭で咲いている <ヤマホトトギス> いつ見ても変わった花だ