薔薇のない花屋

昨日、「薔薇のない花屋」という番組を
見ました。

花屋とつくと、なんだかやはり見てしまいます。
職業を聞かれた時には、わたしは「花屋です」
即座に、答えます。
プリザーブドフラワーの、専門店です・・とは
答えません。
ちゃんと、生花もするのですよ～

入社式や卒園式、結婚式も、昔は食べ物やさんの
いけ込みも、しておりました。

生花は、本当にステキです

生花市場なんかいくと、ドキドキしますよ
あれもこれも、なんやらかんやら欲しくなります。
生花は、その姿と種類だけで、数知れないデザインが
湧き出てくる・・魔法なのです。

けれども、かなりの体力と、労力が必要です。
最近、うちみたいな花屋が、あってもいいのかなあと
つくづく、思います。

先日の、オーダーも病院に送るものでした。
ご本人は、見ても判らないだろうけれど、
気持ちだけでも、お花をと言うことでした。
おじいちゃんが、入院したっきりのおばあちゃんにと
購入して、バスで持って行かれる姿も・・

先週末だったでしょか・・
もう閉店の時間だったのですが、OLさんらしき方が
「母の誕生日に・・」と入ってこられました。

お母様のお年を伺うと、「４０歳です。」・・
まじですか？と言う感じでしょうか・・？
本当に大人っぽい、ステキ女子で・・
彼女が、中学３年の時にここのショップが
オープンして、高校生になったらここで
おかあさんに、プレゼントを・・・

どうやって育てたら、こんな娘っ子に育つんだろう
１６歳のこの子の気持ちが、ずっとお母さんの
喜びになるんでしょうね・・
いつも病院に行けないけれど、枕元にお花を置いていて
あげたいという、おじいちゃんの気持ちも

枯れないお花・・プリザーブドフラワー・
「魔法の花」というキャッチコピーなのですが
本当に、魔法の花かも・・