華灯り

那須高原の旅 day 3

3日目も早起き。
やや睡眠不足。
でも、寝ている時間がもったいない。



朝ごはんを作った。


3日目は1軒の別荘を内覧後、
森の奥へ。
気温が低いので、
タラちゃんにマフラーを編んだ。

ドラちゃんにもマフラー。
ニコニコしてる。


さあ、出発だ!

虫に刺されないように、
肌は露出を控える。
服に虫除けスプレーを。

余談なのですが、ヴァンパイアピアスと
マディソンピアスは無事に排除された。
(体から取れた形)

人の体ってのは、異物を押し出すので
どんな怪我でも最後は治ってしまうのだ。

ピアスは、怪我みたいなもの。
多嘉良に咬まれたくらいに
思っている。

しかし、人の体に穴を開けたい
という思考はサディストそのもの
だと思うな。

多嘉良のそうした性癖は
時に怖いものだと感じるし、
嫌な時もある。

ふと気がつくと、無表情で
流している感覚。
流してしまえるので、
彼の妻という立場にいるけど
普通の女の人、すぐ逃げるぜ?


虫が嫌いな超音波を出す、
バングルを装着。
そして、熊除けの鈴を
持って出かけた。

音としては、
喫茶店のドアベルくらいの高さ&大きさ。


川に出た。

素晴らしい眺め。
マイナスイオンがシャワーのように
降りかかって来る。幸せ。

多嘉良に
「落ちないように」と
何度も注意された。

ターチン。
余裕の半袖。

山の中なので、
見たこともない虫がいる。

ハチに限らずアブもアリもクモも
刺して来るので、
甘く見ていると大変なことになる。

山に生息している虫は、
大きく強い。

多嘉良も娘も、私から見たら
「街育ち」。

私は、福島の山奥での暮らしを
少しの間だけど知っているので、
山自体に畏怖を感じる。

綺麗。
けれども
山の神様は厳しい。
森の小道。

木霊の数が多い。
今まで見た中では最多。

能生さんが屋久島に行った時、
木霊が隙間のないくらいに
大勢いて恐怖を覚えた
と言っていた。
行ってみたい。

森林浴をしていると、
体の芯から元気になれる。
活力の源泉が、体のどこにあるのか
くっきりとわかる。



夕食作り。

浴衣を着て、
夕暮れの森で撮って貰った写真。
我ながら不気味…。

夜は、フィンランドでも
ベリー食べたことを思い出して
那須のブルーベリーを食べた。

味がフィンランドのベリーに似ている。


そうそう、10月の下旬にも
那須に行くことが決まった。
また約1週間。

お父さんお母さんの別宅の
手続きや準備。
娘や私は、遊びに行くようなもの。
忙しいのは多嘉良だ。

一応は家庭の事情なのだけど、
職場に申し訳ないので
9月と10月は仕事を可能な限り
詰め込む。

多嘉良は、我が家にも
別荘を持とうとしている。

娘が1人暮らしを始めたら、
夫婦2人で暮らせるように。

その場合、私は今の職場を
辞めることになる。
娘と同時期に大学に通いたいと思い、
復習をしていたのに
それも諦めなきゃいけなくなる。

それで、9/2は
少し喧嘩っぽくなった。
私が一方的に
多嘉良を「口撃」した感じだけど。

那須高原は大好きだし、
森の中にいると
自分らしくいられる。

多嘉良はパソコンがあれば
仕事が出来るのだし、
私もオンライン家庭教師だけでも
やって行ける。

が…
自分の生きかたに
口を出されるのは、嫌なものだ。

多嘉良は多嘉良で
好きなように生きたら良いのだし、
娘も娘で
好きな道を歩めば良い。

夫婦だから、親子だから、
といって拘束し合うのは
正しくない。

ということで、多嘉良に
強く言ったら
多嘉良ってば激しく落ち込んでしまい、
現在いじけている。
42才児。

:day 4に続く:

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