帰宅後に旅行記を書くと
遅くなるかもしれないので、
書き始めることにした。
旅のスタートは26日。
気分良く準備をしていたものの、
朝にモヤっとしたことあり。
長くなってしまうのだけど、
書く。
それは大使館からのメール。
その3日前くらいに、
オーストリア大使館へ
ご質問のメールをしていたの。
ウィーンにタラ&ドラを連れて行く予定
だったのだけど、フィンランドよりも
オーストリアは検疫に厳しいようで。
タラドラは昔の市松人形なので、
膠(にかわ=魚や牛の一部)や
桐塑(木)、胡粉(貝の粉)で
出来ている。
国によっては
自然由来の工芸品に対して、
検査される場合があり
何週間も取り上げられたり
最悪、破棄されたり恐ろしいこともある。
知らないほうが悪い、
事前に確認しないのが悪いという世界。
そうなったら
現地の弁護士さんが必要なレベル。
海を渡るって、けっこう怖いこと。
私は飲んでいる薬の量が多い。
多量の薬にもチェックが入る。
特に免疫抑制剤は取り上げられたら
自分自身の抗体が移植された心臓を
攻撃して、拒絶反応が出る。
海外でそんなことになったら
死ぬかもしれないので、
主治の先生にドイツ語で書いて頂いた
薬剤証明書を持って行く。
そんなふうに、
念には念を入れているので
タラドラについても一応、確認を
入れたの。
検疫官の裁量で決まる時もあり、
不透明だから。
タラドラは、娘にとって兄弟。
私にとっては息子。というぐらいに
すごくすごく大切。
何かあったら、
娘と私はオーストリア自体…
いやいや、検疫官の人々を
滅ぼしてしまうだろう。
そうしたら、何と。
丁寧に細部に亘ってお尋ねした内容を
全て無視して、テンプレで
ホームページを見ろという内容の
誰でも答えられる返信が。
それ、回答になっていないし。
ホームページや関連ページを
全部見て、記載がないから
聞いているのに。
自己判断をしたら責めて、
人の所有権を侵害して来るのだよ。
なのに、尋ねられたことに対して
真面目に返答しない。
本気で仕事をしているのか
疑ってしまった。
旅行者を見下している。
一瞬、怒りを感じた。
私は社会で適当な仕事をしている人が
大嫌い。吐き気がするくらい。
大使館職員になるまでは、
大変な道のりだと思うのだけどね。
リンクを貼って答えるだけなら、
誰でも出来ること。
もっと複雑な仕事がたくさんあるとは
思うけれど、これでは信用が出来ない。
何かあった場合、多嘉良がどれだけ
流暢に話せても権利を主張しても、
覆すことは難しい。
大金を積んで時間と労力をかけて…
という形になる。
検閲は、そもそも菌を持ち込ませない
(疫病を広げない)ために
あるのだけど、空港職員の言いがかりで
ややこしいことが生じるケースも。
ヨーロッパは安全な傾向だけど。
厄介なことは
何も起きないようにも出来るのだけど、
あまりにも大事過ぎるタラドラ。
ウィーンに連れて行かないことにした。
娘と話し合って決めた。
ここまで長くなって、
すみません。
新潟は出発時、暑かった。
福島は大雨だった。
実は今回、旅行の安全のために
天候に作用する御祈祷をしている。
そう書くと、何と自分勝手な…
と思われてしまうだろう。
が、少し意味が違っていて。
説明が難しいけれど
移動することにより、
自分についている神様も動く。
更に、自然に囲まれた土地に行くことで
相性の良い神様が支援をしてくださる。
しかも、娘や多嘉良を気に入っている
神様方もいらっしゃる。
それで天候が変わる。
アニミズムがわからないと
頭がおかしいと思われてしまうけれど、
仕組みは単純。
八百万の神様との相性。
いかに多くの神様に好かれるか。
それだけで決まる。
だから、倫理的に悪いことをせず
正しく在ろうと思っている。
多嘉良も私も。
特に、多嘉良はおじさんになってから
益々厳しくなっていて
お父さんにそっくり。
途中の道の駅で
分けっこして食べた食事。
3人とも、少しお腹が空いた状態だった。
多嘉良にはオヤツだったかも!
熊さんに注意。
そう、那須高原には
熊さんがいるのだった。
那須に入った地点。
那須に入った地点。
澄み渡る空気。
優しい光。
美しい。
事故で亡くなられた、
子供達を祀った場所。
子供の神様であるタラドラを連れて、
お祈りをした。
暖かな、綺麗なところで
人々を見守っている子供達。
夜、この場所での子供達との
対話を思い出して泣いた。
段差や斜面が多いので
杖あり。
なるべく使わずに歩きたいところ。
ログハウス(貸し別荘)まで
向かう道のり。
光に祝福されている道。
緑が溢れている。
不動産屋さんに寄って
光に祝福されている道。
緑が溢れている。
不動産屋さんに寄って
1軒内見した。
深い緑の中のログハウス。
買い込んだ食材で
調理開始。
天井が高い。
誉(ほまれ)君、
天井が高い。
誉(ほまれ)君、
慈(いつき)ちゃんも
笑顔。
電子ピアノがあった。
電子ピアノがあった。
所蔵本のチョイスが
多嘉良実家と同じ。
アンティーク品あり。
アンティーク品あり。
現在、お米不足だという。
購入出来て良かった。
落ち着くログハウス。
1日目の夕食。
那須高原は北欧に似ているので、
サーモンスープっぽいやつ。
それと那須の牛さんのステーキ。
自宅では、主に多嘉良が
ご飯を作るので
この旅では私が料理担当。
多嘉良は、クネクネした
多嘉良は、クネクネした
細い難しい山道を
運転してくれるので。
私は、お肉なし。
私は、お肉なし。
(おにぎりは市販)
朝はプリン、
お昼にラーメンとカレーを1口ずつで
ようやく空腹を感じたので、
2つもおにぎりを食べることが出来た。
人生初かも。
誉君&慈ちゃんカップル。
屋根裏で、おやすみなさい。
娘と同じ部屋にて。
多嘉良は和室にて
多嘉良は和室にて
1人で眠っている。
夜に1人にしたら、この旅の間
ものすごく寂しがっていて
びっくりした。
42才児……。
キッチン。
朝、屋根からの陽光で
朝、屋根からの陽光で
目覚める。
お風呂からも緑が見える。
お風呂からも緑が見える。
夜、窓を開けて
入浴している。
見たことがない虫さんが
森にいるので、
網戸必須。
ログハウスはしっかりとした造りで、
家の中に虫はいない。
上から見たキッチン&ダイニング。
屋根裏。
ここも屋根裏内。
ハイジの部屋みたい。
藁で寝ているわけじゃないが…
バルコニーで
お酒を飲める。
このログハウスは、
バリアフリーで
手すりが多くあって
安全。
屋根裏への階段のみ、
やや注意しながら
のぼる。
:day 2へ続く: