華灯り

白い天使

娘が、学校の課題で書いてくれた。


学校のタブレットで書いていて、
提出もオンライン。
最近の学校は、こんな感じなんだね。
フリー素材の画像挿入はOKなんだって。

娘が、白い小さな天使の話を
してくれた。

普段家にいる天使(性別はわからない)が
多嘉良実家に一緒に来ているって。

私「心の綺麗な人にしか視えないのよ。
普通は子供の内だと、よく視えるよ」

娘「ママは?」

私「今でも視える」

娘「パパは?」

私「パパも視える。
でもね、パパはボンヤリとしか視えないんだって。この前から、急によく視えるようになったって言ってたよ」

そう、最近なんだけど
私の手術後に、急に多嘉良は妖精様や
精霊様をくっきりと視るようになった。

前は、「そこにいるのはわかる」けれど
光や、何となくの形しかわからなかった
らしい。

目が悪いから、というわけじゃなく。
でも、声や足音などはよく聴こえていて
何を伝えて来ているかは、わかっていた
と言う。
多嘉良は耳が良いので、やっぱり
視力・聴力との関連もあるか。

多嘉良は、常に私の状況と共鳴するから
わかりやすくドラクエ的に説明すると、
マジックポイントが上がったのかも。
いや違う、レベルが上がったのか。

娘は、おじいちゃんやおばあちゃんは
心が綺麗でも視えていないのはなぜか、
尋ねて来た。

長く生きていると、現代の機械に
慣れて来て、天使の呼吸のような
微かな存在がわからなくなっていく、
心についている目が曇っていく、
という説明をした。

自然の中で生きていると、
心の目は失われにくい、とも教えた。

娘は洗礼を受けた後くらいから
はっきりと「お医者さんになる」と
言うようになった。
薬の開発で、動物さんに注射するのが
嫌だって。

身近に病気の人がいると、
やっぱり意識が違って来るよね…
私が病気であることは、
その意味で役立ったのかも
しれない。


コメント一覧

ema0722
先生 退院おめでとうございます。

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