今回は過去問の得点分析について紹介します。
過去問に取り組みだすと、点数がどれだけとれるかが
重要になってくるので科目別に平均点の分析をしてみました。
【データ収集】
こちらも過去問本から。
エクセルに受験者平均点・合格者平均点・科目別・学校別に数年分
地道に手入力しました。
【データのVizualize】
こちらは合格者平均点、受験者平均点を二重軸のドットに
バックの合格圏内に入ると想定した得点比率をリファレンスラインで
表現しています。
【分析の活用】
合格目標点は一般的には6割~7割と言われています。
合格者平均は高めに出るためその水準まで取れていなくても
良いとのことですが、実際どの程度取れるようになるべきか
学校別に見てみました。
第1志望の中学校:
全体では、国・算は理・社に比べ合格者平均と受験者平均の差が大きい。
国・算でしっかり取らないと厳しい。
国語は6割弱目指したい。算数は理系色やや強めの学校のためか
受験者平均でも高め。直近では7割強取らないと厳しそう。
第2志望の中学校:
全体では 国・算は理・社に比べ合格者平均と受験者平均の差が大きい。
特に算数で顕著。国・算でしっかり取らないと厳しい。
国語は年度にもよるが直近だと6割強目指したい。算数は癖のある問題が
多く範囲も広いからか(過去問分析Vizより)差が激しい。
算数得意な子はかなり有利。7割は目指したい。
算数があまり得意でなければ過去問チャレンジの結果も踏まえ
志望校変更も視野に入れた方がよさそう。
以上のような結果と前回の入試問題分析との合わせ技で整理して考え、
夏以降の戦略を練ると良いのではないかと思います。
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