嗜好を志向する思考系ブログ。

AI

三が日最終日の今日は、画面の右側にあるBingというのを使ってみました。
たぶん、流行のAIってヤツですよね?
質問を入れると、対話形式で回答してくれる感じ。

ちょっと操作間違えて、AIにクドクドと言われちゃいましたが、音声入力と合わせると、スゴク楽。
といいますか、ぶっちゃけ生活の次元を変えちゃうくらいの代物です。
あと10年も経てば、空想だった未来社会が現実になるんだろうなぁと感じました。

で、ちょっと疑問に思ったのは、コレって同じ質問を誰がしても、同じ回答が返ってくるのかな?と。
AIが検索する情報は、使用者の嗜好に最適化されるってのは想像できるんです。
けど、全く知らない事柄について、単に検索エンジンとして使う場合はどうなんだろうと。

もし、同じ情報が回答として出されるのなら、一抹の不安を感じてしまいます。
これまでの検索エンジンは、単に情報のリストだったんで、自分で取捨選択する必要がありました。
けど、AIはおすすめ情報を出してくる。
つまりは、全ての人に対して、画一的な情報のみを回答として提示してくることになります。
教科書的回答と言えなくもないですが、単に効率よく情報を得たいだけの人は、思考が画一的になるという結果に繋がります。
極端に言えば、社会常識がAIによって作られて行くということになってしまう。

などと考えていたら、一昔前のマス・メディアがそうでしたね。
いわゆる、テレビ社会。
画一的な情報がテレビから流され、それらによって世論形成や誘導がなされる。
既に経験済みなのかとも思ったんですが、情報を発信しているメディアの中身は、やっぱり”人”なんだよなぁ。


昔、算数の宿題を電卓使ってやろうとする小学生を見たことがあります。
「仕事だって、電卓使うでしょ?」って。
確かに、”効率を求める”ということならば、そういう思考になるんですよねぇ。
んで、そんなことをやってるうちに思考自体を放棄して、「何でもAIに聞いた方が効率的!」ってなっちゃう。
そうやって出来上がる社会は、はたして人間社会と言えるのでしょうか?



(-_-;)<某大ヒット映画の世界か。

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