『M:I-2』
トム・クルーズ作製・主演によるスパイアクションの続編。
『M:I-3』が2006年公開と聞いてとりあえず観ておこうと(笑)
前作は以前TVで観た記憶があったし。
(天井からワイヤーで降りてくるやつだよね?)
今回のミッションは「殺人ウィルス"キメラ"を回収せよ。」というもの。
イーサン・ハント(トム・クルーズ)のパートナー役に選ばれたのは
ナイア・ホール(サンディ・ニュートン)という女泥棒。
"キメラ"の抗体"ベロニホン"を巡ってロマンスあり、アクションありの
盛り沢山なお話です。
オープニングはトムの絶壁クライミングシーンで始まり、
そんな休暇を楽しむイーサンにミッションが下される。
あの絶壁クライミングはすごいです。
トムの鍛えられたカラダが堪能できるシーンでございます。
ま、腕フェチのワタシの好みとしてはあの腕はノーサンキューなんですが。
そしてウィルスと聞いてまっすぐにバイオハザードを思い出しましたね。
しかもその"キメラ"を作ったのがバイオサイト研究所(笑)
今回のラブストーリーで「表現の枠が広がった」とトムは言っていた。
確かにサンディ・ニュートンはかわいかった!!
すごく魅力的な表情を見せる女優です。
小悪魔フェロモンムンムンなナイアにそりゃぁーイーサンもメロメロさ!
が、しかしだ!
ミッションだけ遂行しててくれ!トム!!と小一時間。
前半はそんな
甘ったるいトムの魅力満載でございます。
新鮮な空気が吸いたくなるようなため息すら出ますがな。
普通ならうっとりのため息が出るところなんでしょうけど・・・。
イーサンへの愛を貫き、自らの体内に"キメラ"を注入したナイア。
"キメラ"はナイアのカラダを蝕み、死をもたらす・・・
タイムリミットは20時間。
イーサンはナイアを助けるべく"キメラ"とその抗体の売買が行われる地下倉庫?
に潜入し、敵に姿を現す・・・
スモークの中から白い鳩と共に登場!!
トムのあの表情はカッコ良かった。
カッコ良かったけどやりすぎ。
ワタシあたり笑いすぎて悶絶寸前ですよ。
クライマックでは抗体を奪取したイーサンと敵陣とのド迫力のカーチェイス!
トムのスリリングなオートバイアクションが魅せます。
スリリングなアクション大好きな方にはオススメ。
が、しかしなのよ。
ワタシ的にはどうなの?と。
セリフも無くひたすらトムのバイクアクションを披露させられても・・・
ラストの格闘シーンもやたら長く感じてしまいました。
確かにキケンで迫力あるアクションシーンですよ。
けどキケン要素を無理矢理盛り込んで豪華に見せよう!みたいな、
そうゆー魂胆丸見えなのがイマイチ。
もうね、トムのあの鍛えこんだカラダとバイクを飛ばしてるトムの姿に
思いっきりシュワちゃんがリンクしちゃってねぇ・・・。
彼はこうゆー作品を求めていたのかしら?とトムの思考に疑問。
そうゆー作品は別にトムじゃなくていいんじゃないかと。
そんなこんなで2はスパイ要素も薄れ、
ワタシ的には前作の方が絶対面白かったような気がする。残念。