新型レンジローバースポーツに、ランドローバー初のプラグイン・ハイブリッド(PHEV)モデルがいよいよ登場です!
ランドローバー・新型レンジローバー スポーツ AUTOBIOGRAPHY DYNAMIC(プラグインハイブリッドP400e)
>>ボディカラー:ユーロンホワイト(メタリックカラー)
こちらは、PHEVモデルの最上級グレード「AUTOBIOGRAPHY DYNAMIC(オートバイオグラフィー ダイナミック)」です。この他、HSE、HSE DYNAMICもラインアップされていまして、3グレード構成となっています。
今回設定されましたPHEVモデルは、車両外部の電源から充電が可能でして、普通充電(家庭用200V電源)に対応した「充電ポイント」がフロントグリルに備わります。
フロントグリルはPHEV専用!グリル右側には充電ポイントが格納されていまして、グリル右上側の二重線状の部分を持ち手前に引くと、外側のカバーが開きます(カバー自体は、斜め上側に向かってスイングするように開きます)。
充電ポイント内部には、接続部の左右にランプが備わり、充電や接続状況が分かるように様々なカラーに点灯します。接続部分の横はランプ色の説明がイラストで記載されています。
パワートレインには、レンジローバースポーツ唯一搭載の直列4気筒エンジン「2.0リッター直列4気筒INGENIUMガソリン・エンジン(最大出力221kW/300PS)」と、「高出力モーター(最高出力105kW/142PS)」が組み合わされたパラレルハイブリッドシステムが搭載されています。PHEVモデルは、グリルシャッターが非装着となっています。
エンジンとモーター両方を合わせたシステム最高出力は、297kW(404PS)、最大トルクは640Nmを発揮し、0-100km/h加速は6.7秒、最高速度は220km/h。平成30年排出ガス基準50%低減レベル達成車(低排出ガス車☆☆☆☆)となります。
オートバイオグラフィー ダイナミックの足元には、ガソリンモデル共通の21インチ5スプリットスポークスタイル5085アロイホイール(ダイヤモンドターンドフィニッシュ)が装着されています。タイヤは、ガソリン車とは異なり、マッド&スノー(M+S)仕様のコンチネンタル社製の「CROSS CONTACT LX SPORT」が採用されています。
リヤでは、エキゾーストシステムも異なりまして、エンド部(丸型)はフィニッシャー奥側に配置されています(ガソリンモデルのP400ではフィニッシャー中央にエンドパイプ(楕円型)が見えます)。バックドア左側には、プラグインハイブリッドモデルならではの「P400e」エンブレムがさり気なく装着されていますので注目です!
新型レンジローバースポーツ AUTOBIOGRAPHY DYNAMIC(PHEV)@インテリア→
インテリアもPHEVならではの装備や機能が備わっています。今回、液晶メーターパネル内には、プラグインハイブリッドのシステム情報やバッテリー容量(充電状況)等が表示されます。専用スマートフォンアプリ「リモート」を利用しますと、車外からのエアコン起動や充電状況も確認可能です。…PHEVモデルは、給油口解錠スイッチが増設(標準モデルはドアロック連動で解錠)。
走行モードは、「パラレル・ハイブリッド・モード」と「EVモード」の2モードが選択可能!バッテリーの充電レベルが設定値以下にならないように走行する「セーブ機能」の他、ナビのルート設定時には、目的地までの高低差のデータを活用しエンジンとモーターの作動状況を最適化する「エネルギー最適化予測(PEO)機能」も備わります。
PHEVモデルでは、電気モーターのみでの走行が可能となっていまして、シフトノブ手前側のスイッチパネルには「EVモード」スイッチが備わっています。EV航続可能距離は、最長51km(フル充電時)となります。…PHEVモデルは、新型レンジローバースポーツの中で最も静粛性に優れた仕様となっています。
ラゲッジルーム下には、PHEV用の大容量バッテリーが搭載されていますので、フロアが標準車よりも高く設定されています。また、フロア部は手前側のみ開閉が可能でタイヤパンク修理キットが搭載されています。この他、車載充電ケーブル(普通充電:収納バッグ付き)も付属しています。