今回は、マイナーチェンジとなりました新型T-Cross（ティークロス）です。エクステリアデザインが刷新され、インテリアは質感が高められ、快適装備が充実しています。
フォルクスワーゲン・新型T-Cross TSI Style
＞＞ボディカラー：クリアブルーメタリック（R9）
今回、エクステリアデザインが刷新！従来のイメージを残しつつ、フロントグリルやフロントバンパーが一新されまして、カラード部分が大幅に増えスポーティな印象に進化しています。ボディカラーはより鮮やかなカラーが設定され、こちらの「クリアブルーメタリック」は新色となっています。
フロントグリルも一新されていまして、中央のアクセントバーには、LEDイルミネーションが新たに配されています。また、アクセントバーの上下に配置されるフィン形状も刷新され、直線と波線の2種類の形状が組み合わされています。また、フィンは、表面のみがハイグロスブラック加工され、ベース部は樹脂素地仕上げとなっています。
新デザインのフロントバンパーは、シンプルなデザイン構成となり、カラード部分が大幅に拡大されたほか、ロアグリルも上下方向に大型化されています。コーナー部には、サイドベントが新たに設けられ、従来のフロントフォグランプが廃止されるとともに、デイライトが内蔵されました。
T-Cross初となる「LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”」が設定（TSI Activeを除く）されたのもポイントで、フロントカメラで先行車や対向車を認識して照射範囲を制御する機能が搭載となります。あわせて、フロントフォグランプに代わり、オールウェザーライトが内蔵されているのも注目です（ライトスイッチのイラストも変更！）。
リヤデザインも今回大幅に変更されていまして、リヤコンビネーションランプがさらに個性的に進化！X（クロス）形状のテールランプが特徴的でして、立体的な造形が用いられています（TSI Activeを除く）。あわせてテールランプ全体をクリアパネルで覆うデザインとなったのも注目でして、より奥行き感を演出しています。ダイナミックインジケーターも新たに採用！
今回、リヤバンパーも変更となっていまして、従来よりも樹脂素地仕上げとなる面積が広く設定（バックセンサーは従来カラードでしたが、樹脂素地部が拡大されたことでブラック化）され、中央部分に配置されるプロテクターデザインも上下方向に大きくなりました。バンパーコーナーに配置されているリフレクターも縦型デザインに一新されています。
TSI styleの足元には、新デザインの17インチアルミホイール（タイヤサイズ：205/55R17）が装着されています。スポーク部が太いデザインとなっていますが、切削加工とブラックペイントで細身でダイナミックなデザインに仕上げられています。また、パンク修理キットに代わり、スペアタイヤが新たに搭載となりました。
続きましてインテリアですが、こちらも大幅に変更されています。今回、インストルメントパネルが一新されていまして、ダッシュパッドには新たにソフト素材が採用され、大幅に質感が高められています。
新型T-Cross TSI style@インテリア→ 
ダッシュボードパネル全面が新しくなっていまして、従来の樹脂パネルを押し出したデコラティブパネルに代わり、デコラティブパネルの面積が縮小され、ソフトレザー調のパッドデザインが新たに組み合わされています。また、インフォテイメントシステムのモニターがデコラティブパネルから独立し、前方に配置されたデザインにー。
パッド部は、助手席のみならずメーターパネル周りにも用いられていまして、シートカラーに合わせアクセントカラーに（フロントドアアームレスト部もアクセントカラーが配置）。いずれもステッチが配されていまして、デコラティブパネルには、光沢感のあるブラック加飾で表面に細かなクロス状の加工が施されています。
エアコンダクトも注目でして、従来は風量調整がダイヤル式となっていましたが、新型では、風向と風量をレバー1つで操作する仕様に変更されています（T-Rocではすでに採用済み）。センター部及びサイド部の両方で新たに採用となりまして、レバーを横方向にスライドするとベントが閉じる仕組み。
快適装備としまして、今回「フロントシートヒーター」が新たに採用となったのもポイントです！エアコン操作パネル左右にシートヒーターコマンドが新たに設けられていまして、こちらを操作することでヒーター機能を利用することができます（温度は2段階調整）。シート表皮も変更されまして、よりシンプルなデザインとなり落ち着いた雰囲気に。
全グレードで「同一車線内全車速運転支援システム”Travel Assist”」が標準装備となっています。また、サイドのレーダーセンサーの認識範囲（30m→70m）が広がったのもポイントで、後方や側方から接近する車両の検知機能が向上しています（レーンチェンジアシスト等）。
