今回は、マイナーチェンジが実施されました新型ラングラー アンリミテッドです。エクステリアデザインが刷新され、最新世代のインフォテイメントシステムが導入となっていますー。

ジープ・新型ラングラー アンリミテッド Rubicon
>>ボディカラー:ファイヤークラッカーレッド C/C
エクステリアでは、フロントグリルが一新されています。今回、7スロットグリルは短くなり、フレームタイプの立体造形となったほか、グリルとヘッドライトが一体となるブラックテクスチャーが配置されています。グリルパネル自体もカラード部の面積が縮小され、上下方向の厚みが抑えられたことで、よりシャープでワイドな印象にー。

従来モデルのグリルパネルは、バンパー上側まで食い込むように配置された形状となっていましたが、新型では、グリルパネルの面積が縮小されたことで、グリルパネル下側には、新たに、フロントバンパーとグリルパネルとの隙間を埋めるブラック樹脂製のガーニッシュが追加されています。

グリル加飾も今回のマイナーチェンジで、グレード毎にカラーが異なる仕様となりまして、こちらのRubiconとSportでは「ニュートラルグレーメタリックグリルサラウンド」となり、Saharaでは「プラチナシルバーグリルサラウンド」となります。また、フロントガラスも強度が高めらえた「コーニング ゴリラ ガラス」が標準装備化(日本仕様では初設定)となりましたので注目です!

そして、フロントガラス上部には、新たに「プリントアンテナ」が採用されました(ラングラー初採用!)ので、フロントフェンダーに備わっていたポールタイプの「マストアンテナ」は廃止となり、従来のアンテナ取付部にはTrail Ratedバッジ(レタリング部は、ルビコンはレッド色、他グレードはブラック色)が新たに装備されました。

ドアミラーにも注目でして、助手席側に従来装着されていました「サイドカメラ」が廃止となり、新たに「プリズムミラー」が装着されています(ドアミラーの根元の取付部もサイドカメラ無し用に変更)。→サイドカメラ非装着化となりましたが、インフォテイメントシステム内にカメラ映像を表示する仕様となっていたため、インテリアでの変更点はありません。

足元のアルミホイールもデザインが刷新されています。こちらのRubiconでは専用17インチアルミホイール(オールテレインタイヤとの組み合わせ)が装着され、Saharaでは18インチアルミホイール、Sportでは17インチアルミホイール(グレーアクセント)が設定されています。今回、センターキャップも刷新され、JeepロゴではなくウィリスMBをモチーフとしたデザインに変更されています。

Rubiconには「デーナ製 フル・フロート・リアアクスル」が初搭載となっていまして、アクスルシャフトから分離したホイールハブ・アセンブリで構成されています。従来モデルのセミフロート構造に比べて、最大牽引能力が向上していますので注目です!

インテリアでは、インストルメントパネルが刷新されています。今回、インパネ加飾が変更され、Rubiconでは、レッドパネルからパーフォレーテッド加工されたレザー調加飾パネル(レッドステッチ付)に変更されています。また、インフォテイメントシステムは、第5世代の「Uconnect 5 システム」が搭載され、Apple CarPlayは「ワイヤレス接続」に新たに対応したのもポイントです!

新たに「12.3 インチタッチスクリーン」が採用されまして、タッチスクリーンは従来より高精細化されています。また、メーターパネルとの一体感が増したデザインとなり、グロスブラックパネルで構成されています。ちなみに、センターのエアコン吹き出し口の形状や助手席側に備わるアシストグリップ形状も今回変更されていますー。

安全装備では、ラングラー初の「サイドカーテンエアバッグ」が採用されたのがポイントです。ルーフ周りに配置されるガード部に内蔵され、形状も若干変更されています(AIRBAGロゴも刻印)。ルーフセンター部は、ルームランプが変更され、フロントシート向きに位置が変更されています(スピーカーブランケット部にもスポットライトが追加!)。

このほか、ラゲッジルーム用のルームランプも形状変更されています。そして、今回、ラングラー初となる「12ウェイパワーアジャスタブルシート」が採用されたのも注目です!運転席のみならず助手席もパワーシートとなりまして快適性が向上しています(Sahara、Rubiconに標準装備)。