今回、MAZDA 3が商品改良となりまして、e-SKYACTIV X搭載車はトルク・出力が向上、SKYACTIV-D 1.8搭載車では出力が向上しています。足回りのセッティング変更や追従機能等のクルーズコントロール機能の作動領域の拡大等も図られています。
マツダ・MAZDA 3の商品改良後カタログ
>>2020年11月現在版
今回、新世代エンジンの「e-SKYACTIV X」搭載車は、「SPCCI」の燃焼制御が最適化されたことで、全回転域でエンジン出力とトルクが向上しています(最高出力は132kW(180PS)→140kW(190PS)へ向上、最大トルクは224Nm→240Nmへ向上しています)。また、高応答エアサプライの過給制御が変更されたことでレスポンスも向上しています。→フロントフェンダー左右とバックドアには「e-SKYACTIV X」専用バッジが装備。
カタログ内にはWCDOTYロゴが追加→
そして、ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」搭載車は、エンジン出力が向上(最高出力は85kW(116PS)→95kW(130PS)に向上)しまして、同時に、従来よりも幅広い回転域で最大トルクを発揮できるように燃焼制御の変更が図られたことで、レスポンスが向上しています。
MAZDA3 FASTBACKでは、「SKYACTIV-G 2.0」搭載車の2WD車に、新たに「6MT」が追加設定されたのもポイントです!
※パワートレインのみならず、足回りも改良が施されていまして、ダンパーやコイルスプリングが変更され、振動抑制や応答性の向上により、優れた乗り心地とダイナミックな走りを実現しています。
この他、安全技術装備も進化していまして、追従走行機能とステアリングアシスト機能を持つクルージング&トラフィック・サポート(CTS)の作動上限車速が55km/hから高速域まで引き上げられ、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)の加減速制御が、より人間特性に合わせて滑らかに。
今回の商品改良とともに、「100周年特別記念車 2020 ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー(WCDOTY)受賞記念モデル」も登場しまして、基本装備を100周年特別記念車と共通し、ボディカラーに「ソウルレッドクリスタルメタリック」が採用となり、WCDOTY受賞記念モデル専用オーナメントが付属します。