アラビア語に興味があります。

 イランはペルシア語の国です。トルコはトルコ語で、現代トルコ語はローマ字で表記されます。

アラビア語の本のプレゼント

2009年02月18日 23時23分40秒 | アラビア語
 アラブのうわさというブログで、アラビア語の本のプレゼントへの応募受付中。締め切りは2月末日。急ぐべし。

エジプトのドストール新聞に関する記事

2009年02月17日 23時19分54秒 | アラブ・中東の現地の話
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090216/mds0902160850000-n4.htm
に、村上大介記者による、エジプトの活字メディアに関する記事あり。(バックパッカーズゲットー 情報ノート掲示板による。)私の関心事のひとつである、ドストール新聞にも言及されているので、ご紹介。

「有力紙アハラームやアフバールなどの政府系の新聞が依然、圧倒的な発行部数を誇るが、ムバラク政権は2004年ごろから一定の自由化を認め、独立系商業紙が一気に増え始めた。独立系紙では、04年発刊のマスリルヨウム(今日のエジプト)とイブラヒム・イーサーが編集長を務めるドゥストゥールが人気を二分する。

「ドゥストゥールは、政府系紙の記者だったイーサーが1995年に出資者を募って発刊した商業紙のさきがけだったが、98年から05年まで発行停止処分を受けていた。野党色を鮮明にする商業紙も多く、ムバラク政権への国民の不満を背景に商業紙が伸長、政府系紙は押されている。

「2月初めには、エジプト最大手出版社が出資し、政府系紙での経験が長い著名ジャーナリストを編集長に迎えた高級紙志向のシュルークも発刊されるなど、エジプトの新聞業界は世界的な新聞離れの傾向とは逆に、活況を呈している。

「活字メディアの規制に関して、政府は95年、規制を強めたプレス法93号を導入、同年だけで99人の記者が逮捕された。

「ムバラクは05年の大統領選で「記者が、書いた記事で刑務所に入れられることがあってはならない」と語り、法改正を約束していたが、与党の国民民主党はこれを無視して、06年にさらに罰則を厳しくした法改正を行った。」

エジプトのポカリスエット

2009年02月17日 22時30分19秒 | アラブ料理その他
 カイロのナスル・シティに、シティ・スターズという巨大ショッピング・モールがある。その中の広大なスーパーマーケットの中に、ポカリスエットの缶がうず高く積まれていた。アラビア文字で、ポカリスエットと書かれている。


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 お値段5ポンド(目下、6ポンドが100円)だが、カイロ沈没、もとい、カイロ在住の邦人によれば、他の炭酸飲料が2ポンドくらいで買えてしまうのに、5ポンドも出して、炭酸も入っていない、面白くもない飲料を買うエジプト人はいないとのこと。

 ちなみに、昨年は、日本エジプト科学技術年ということで、宇宙飛行士の毛利さんが、カイロ大学に講演にいらしたそうで、そのとき、会場で、ポカリスエットが無料で配られたが、受け取ってくれるエジプト人はほとんどいなかったそうである。無料でも貰ってもらえないのに、5ポンドでは…。

 なお、このポカリスエット缶はインドネシア製。


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バックギャモン

2009年02月17日 02時36分48秒 | アラブ・中東の現地の話

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 滞在先のホテルで、新しいコンピューター・ゲームが流行っています。バックギャモンです。大学生のときの中東旅行では、トルコにてさんざんバックギャモンをやりましたが、今ではすっかりルールも忘れてしまいました。

 ウィキペディアによると、日本にも、奈良時代乃至飛鳥時代に伝わり、平安時代から流行しだしたそうです。起源は古代エジプトのセネトというゲームだそうで、ツタンカーメンのお墓からもセネトの道具が出ているとのこと。

 ちなみに、アラビア語でバックギャモンは、「タウラ طاولة 」というそうです。直訳すれば、テーブルです。

日本語‐アラビア語動詞用例辞典

2009年02月16日 23時32分08秒 | アラビア語
 『日本語‐アラビア語動詞用例辞典』が、昨年10月に出版されていたようです。編者は、『分野別アラビア語単語帖』や『はじめてのアラビア語』の宮本雅行氏。
 アマゾンの内容紹介によれば、
   日本語の主要な動詞のコロケーション(二つ以上の単語の慣用的なつながり)に
   対応するアラビア語の表現をまとめた辞典。見出し語1400語、用例6300語を収録。
とのこと。

 コロケーションについて、辞典のカバーから説明を拝借すると、例えば、「打つ」も「叩く」も同じような意味の動詞ですが、「碁を打つ」とは言っても「碁を叩く」とは言わないし、「門を叩く」とは言っても「門を打つ」とは言わない、語と語の間には、このような「慣用的なつながり」があるわけです。

 見出し語がちょっと少なめという気もしますが、用例がいろいろ載っているようですね。さっそく注文しました。楽しみです。

アル=キターブ・ル=アサースィー

2009年02月16日 21時57分55秒 | アラビア語
 カイロ・アメリカン大学の旧キャンパス(ダウンタウン・キャンパス)の書店で、カイロ・アメリカン大学出版から出されている الكتاب الأساسي (アル=キターブ・ル=アサースィー al-kitaab al-asaasii)を発見。2巻目と3巻目だけだったが、1巻目と同じ大きさに揃えられている。定価はいずれも180ポンド。ちなみに目下のレートは、1エジプト・ポンドが16~17円。

スターバックスのスフィンクスのマグ

2009年02月15日 11時18分31秒 | アラブ料理その他
  
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 カイロのナスル・シティにあるシティ・スターズという巨大ショッピング・モール内に、スターバックスが2箇所お店を出している。そこで手に入れたのが、カイロのスターバックスの、スフィンクス・マグ。定価75エジプト・ポンド+税金1割=82.5ポンド。日本円でも、1300~1400円ほど。さらにエジプトの物価になじんでしまっていると、こんなもの買うのは、清水の舞台から飛び降りる気分だ。

シリアとレバノンでの映画祭のお知らせ

2009年02月05日 23時58分18秒 | アラブ・中東の現地の話
 日本中東学会のメーリング・リストで、こんなお知らせが回ってきました。

<-- メール本文始まり -->

日本中東学会員の皆様

平素よりお世話になっております。トヨタ財団アジア隣人ネットワーク採択プロジェクトから、中東での映画祭に関するお知らせです。シリア、レバノンへ留学中の方々、関係あると思われる方面へ転送してもらえれば幸甚です。

下記のリンク先にある、それぞれの映画祭の Program とScreening List をクリックすると、フライヤーと上映作品リスト(画像、説明文付き)がダウンロードされます。
*ダウンロードはすぐに始まります。
http://web.mac.com/takaoken/iWeb/eizou_toyota/25ED9DE0-60F9-423A-8E7D-624FFAA5FB7E.html
*本プロジェクトの詳細については、ホームページのトップをご参照ください。
http://web.mac.com/takaoken/iWeb/eizou_toyota/Top.html

*お問い合わせは、高尾賢一郎(takaoken[ここにアットマークを入れて下さい]aol.com)までお願いします。

高尾 賢一郎

<-- メール本文終わり -->

 上記サイトによれば、2009年2月16日(ダマスカス、シリア)と、同月24日(ベイルート、レバノン)において、映画祭を開催とのことです。

【2009/2/15 追記】シリアでの開催日が変更になったそうです。上記サイトによると、
「開催日が3月(15日以降)に変更になりました。代替日は確定し次第、このページでお知らせします。なお、上映作品等、日程以外の詳細に変更の予定はありません。」
とのこと。

三田文学 No.96 特集―井筒俊彦

2009年01月27日 09時44分35秒 | イスラーム
 『三田文学』(季刊)のNo.96(2009年冬季号)が、井筒俊彦先生の特集をしています。三田文学会に直接申し込んでも良いのですが、普通の書店からも注文できる由。私はアマゾンで買いました。

湾岸協力会議の通貨統合

2009年01月24日 10時33分45秒 | アラブ・中東の現地の話
 昨日、都内の飲食店でお昼を食べた後、お会計を済ませていたら、『R25』(2009.1.23-29の号)が目に入った。さっそく1冊いただいて読んだところ、11頁に、各地で通貨統合の動きが起きているという記事を見つけた。

 それによると、加盟国6カ国の湾岸協力会議(GCC)でも「カリージ」という通過への統合を目指しているとのこと。「カリージ」とは「湾」の خليج だろう。記事では、「近い将来、このカリージがドルに代わって原油の決済通貨となるかもしれないわけだ。」とあった。

 帰宅して、ウェブ検索してみたところ、2008年12月29日のロイターの記事に行き当たった。オマーン以外の加盟国が、2010年までの通貨統合のために作業を進めているとのこと。さらに、翌30日の記事では、30日のGCC首脳会議で通貨統合が承認されたとあった。本当につい最近の話だった。

アラビア文字カード

2009年01月23日 09時48分12秒 | アラビア文字

 慶応義塾外国語学校アラビア語学科基礎級の授業で、abir先生が使われている文字カードがあります。アソシエーション・メソッドつまり連想法で、アラビア文字を覚えようというカードです。面白いので、ちょっと紹介いたします。

    


(私は受講生ではないけれど、どさくさ紛れに1組いただいてしまいました。abir先生、ありがとうございます。)

揃った!

2009年01月23日 09時41分57秒 | アラビア語
Encyclopedia of Arabic Language and Linguistics、全4巻、揃いました!



【追記 2009/06/27】まだ揃っていなかった。Index Volume というものがあった。

シリアのビザ

2009年01月16日 14時17分33秒 | アラブ・中東の現地の話
 春休みにシリアに行くため、シリアの査証を取得することにした。まずは電話(03-3586-8977)で問い合わせ。以下の情報は、日本時間で2009年1月16日午後1時45分の時点のもの。

 受付は、月・水・金の9:00-11:30JST
 発行までには1週間乃至それ以上掛かる。(びっくり! 早く行かなきゃ!)

 必要書類等は、
  申請書2枚(大使館にあるので、到着後記入)
  申請書用の写真 4×3cmを2枚。
  パスポートのオリジナル
  就業証明書(アルバイトの場合は不要。申請書にその旨記入)

 手数料
  観光ビザ シングルは2600円、マルチは5200円

 シリア大使館の場所を探してみた。→Google マップ
 最寄り駅はいくつかあるが、南北線の六本木一丁目駅か、日比谷線六本木駅か、大江戸線の六本木駅あたりが徒歩10分を切る。来週、出陣だ。

イエメンのアブー・ワラド・ビスケット

2009年01月12日 01時54分18秒 | アラブ料理その他
 イエメンの Abu Walad ビスケットは、イエメン留学中のハビーブ氏によれば、イエメン人なら知らぬ者はない、有名なビスケットなのだそうである。日本で言えば、ポッキーくらい一般的なのだそうである。


 中を開けると、

2枚のビスケットで、クリームを挟んである。1枚は ABU WALAD とローマ字表記、もう1枚は أبو ولد とアラビア文字表記である。


英語名の「Abu Walad Sandwich Biscuits」の名のとおり。(アラビア語名は「バター・ビスケット بسكويت زبدة أبو ولد 」で、サンドイッチという語は使われていない。なお、أبو ولد が所有格になっていないのは、この2語でひとつの固有名詞という意識。もちろん、أبي ولد としても、文法上、何も問題ない。スフィンクスのアラビア語名 أبو الهول でも同様のことが起こる。)

 ときどき、ビスケットが裏返しになっている(つまり、文字面をクリーム側にして貼り付けてしまった)ものも混じるが、味は変わらない、どんまい!

ライラトゥ タッラブ@シリア料理店パルミラ

2009年01月11日 23時28分13秒 | アラブ文化など
 昨年、細密画展を見てきたことを記事にしたが、その翌月、池袋にあるパルミラというシリア料理店で、その細密画と再会した。

 2008.12.21の夜にイベント「ライラトゥ タラッブ」が催され、それに出演なさったウード奏者の常味裕司さんのCDをその場で購入したところ、そのジャケットが西アジア細密画展の先生の作品だったのである。

 
常味さんの直筆サイン♪ ジャケットの細密画
(それぞれクリックで拡大)

【追記 2009/01/12】 ライブは、常味裕司さんのウード、和田啓さんのレック(タンバリンみたいなもの)、西田ひろみさんのバイオリンで合奏、途中、松本さんという方が「アンタ・オムリー (You're my life)」という、ウンム・クルスームの歌を歌って下さった。忘れないようにURLを貼り付け。

常味裕司さん http://www.oud.jp/
和田啓さん、松本さん http://www.beravo.com/
西田ひろみさん http://www.syzygys.jp/