おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

空と身体⑥空の中

2020-03-18 | 稽古日記
昨晩は2週間ぶりのタップクラスをプライベートレッスンに替えて行った。自宅の稽古場にはピアノもあって狭いが、4センチ厚タップ板で、音には集中できる防音環境。メトロノームを相棒に、聴くことに集中する基礎練であっという間にそれぞれの1時間づつがおわる。集中するのと力むのは違う。音から判断するうちにそんなことが少しづつ体現されて、たまにはこんなレッスンもよいのかもと感じた。

空と身体⑥空の中 私的即興/おどるなつこ Body in the sky 6 “into the sky” ODORUNATSUKO improvised


とはいえ、家の稽古場は狭い。
身体を思い切り使っていないと、私の身体にはマグマのようなものが溜まってきてしまう。

けれど体育会系の運動は苦手だ。いきなり走るとか、大勢で号令かけるような筋トレの場にはなるべく居合わせないように気を付けている、体育の先生が竹刀を持ち、いつでもビンタをはれる権力を持っていた中学校時代を送っているせいかもしれない。規律と強制。萎縮して揃った身体。
そうではなく、個々にのびやかにいられるとよいな。



できるかぎり脱力したまま動きまわりたい。
身体の気配を消し、意思として作用したい。
ねこのようにありたい。




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