NTD閉幕

ナショナルタップデイ2010，3公演が終わりました。
劇場まで足をはこんでくださった皆様、ありがとうございました！楽しかった！と言う声をたくさん頂き、私も出演できてよかったです。

タップに縁の薄い方でも名前ををご存知の、中野ブラザーズ、HIDEBOH、はじめ、タップを各界に広め活動している方々が集った舞台。タップスタイルもさまざまでしたね。
代表一同として参加させて頂いた、松本晋一さん振付のオープニングナンバーは初のシアター系タップ、楽しかったな～。
あれだけの大人数をたばね、それぞれの要望もきちんときいてくださったプロデューサーの穴田氏は、ご自身も東京リズムボーイズとして会場を沸かし、スタジオとしての完璧なユニゾンの作品を出し、事務局スタッフをきもちよく率いて、すごいなあ...感服しました。私は行けなかったのですが、舞台の仕込みにも、たくさんのダンサーが手伝いに来てくれたそうです。関係者の方々、ありがとうございました！


そんな中、再会もありました。
そのむかし、私がタップ1年生のころ...ライブで共演した先輩ダンサーが、ステップを一通り覚えた位の私に「タップはね、ステップは練習すれば踏めるようになるんだけど、その先が難しいんだよ。それで何をするかっていうのがね。」とぽつりと言ったのです。私にはその言葉がよく響いてその言葉は無意識にうめこまれ、自分のこれまでの方向指針にもなってきていました。
今回15年振りに再会し、プログラムの写真からは気づかず、オープニングナンバーのリハーサルではじめてお互いを確認したのでした。踊り続けていたから出会える縁。




私はピアノのKYOUとのナンバーで出ました。
この新作は、構成とエンディングなどある部分はつくり込み、ある部分は完全即興というつくりかたをしました。
舞台監督さんはじめ、照明さん・音響さんとサポート万全なうえに、舞台全面で踏める広い舞台！細かい事をまったく気にしないですむ、踊りのみに集中できる贅沢な舞台で踊れる事に感謝！

作品そのものは、時間設定にたいして少しゆとりのないつくりになってしまったかな、など反省もありますが...。
なにか、感じて頂けたようでしたらうれしいです。

ありがとうございました！！