年度末でしたね。
昨年は主催事業だけでなく、様々な現場に関わらせていただきました。この数日は報告ブックレットが届いておりました!
今日はM6Musical Actの「ジーザス・クライスト・スーパースター」の報告が届き、メンバーのインタビューや、スタッフさんのコメントを読み、じんわり胸熱くなりました。多くの若者とステージを創らせていただけたこと、今となっては夢のようです。大変なこともそれぞれひとつひとつ乗り越えて、本番にみんなの気持ちを合わせて行けた。しかし、途中で参加をやめた方ももちろんいて、それが本心のままならばよいけれど、時に表現活動は時に諸刃の刃かもしれない。そんなことを振り返りながら、耀いた表情の写真を眺めました。
この第一歩が、なんらか次へのステップとなっていたら、嬉しいです。
もうひとは「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020準備WS」としてスローレーベルさんよりワークショップをうけおい、あしおとでつながろう!プロジェクトとしてメッセンジャーと共に伺わせて頂いた、みなとみらい本町小学校さんより。
どんどん変わる新しい町の小学校は”持続可能な社会を作り、その担い手となる子どもを育成する“ことを中心に据えた教育が展開されていて、自ら学びを作る取り組みが全校で取り組まれていました。他のクラスの活動はブックを読んで初めて知りましたが、どのクラスの取り組みも、一年を通して興味が動いていく様子がすごいです!テーマは決めても筋書きはなるべく決めずに、回り道もしながら知りたいことを確かめていこうとされている。
これは音楽やダンスにおける即興とも同じなのです。ワークショップをご一緒した、校長先生、担任の先生、タップでも発揮されていた即興力の秘訣はこの教育方針だったのですね。
フットワーク軽く、レジデンスしていたBankART STATIONのオープンスタジオにも子どもたちといらしてくださいました。ダンスの時と美術の時、見せる表情がまた違う子どもたちの様子がおもしろかったです。さまざまな可能性が開いていきそうで、本当に楽しみですね!
ちょうど在廊した、NY在住美術家宮森敬子さんのお話を聞く様子/BankART AIR 2019 again!オープンスタジオにて
コロナの瀬戸際で、ワークショップもままならない数ヶ月ですが、さまざまな輝く表情を思い出して力が湧きます。
子どもや若者たちの未来が豊かであるために、私にできること(そんなにたくさんはないのですが)、引き続きめいっぱい、一笑懸命やっていこうと思います!
2020年度、どうぞよろしくお願いいたします!