たまころの家は、ヒステリックな人が多い
少ししか過ごしたことはないのだが、母親もそうだった。それもあってか、ヒステリックや、感情的になりやすい人が一番苦手な部類に入る。自分もそうなる可能性を秘めているかもしれない、なんて思うだけでゾッとするから。良くも悪くも人からの影響を受けやすい自分は、周りを選んで交流するようにしないと…ギャーギャーと影響受けてダメな方向に進んだら多分…自己嫌悪で死ぬんじゃないかなって思う。
見苦しく冷静さを欠く言動をすることだけは全力で避けねばならないと思っている。
自分のメンタルを守る為に、最小限の接触だけを心がけているおばさんがいる。まぁ言わば、育ての親みたいな存在で、良くも悪くも感情でしか会話が出来ないであろう人。彼女は少し、いやかなり厄介なのだ。
まず、言わんとしていることが分からない…感情で話されてもアホなわたしには理解が出来ない。早口+ヒステリーを起こされると情報量が増え過ぎて、最終的に何の話をしていたのかが分からない。薄情な人間だと罵られて会話は終了~となるのだ。
そんなおばさんが、手術をした。電話口の声は弱々しく、いつもの勢いはなかった。
最低だと思うけど少しホッとした。
(これなら会話が出来る…)
天の邪鬼で、否定的なひねくれた物言いしかしない人なので、真意が分からず…いつもなら「あんたは血も涙もない薄情な人間や、人としておかしい」と言われてしまうのだが、今日は少し違った。
身体のあちこちが痛くてしんどいから、また良かったらご飯でも作りに来てくれると助かると、はっきりと真っ直ぐ伝わる言葉で頼ってくれたのだ!
口だけだとしてもかなり嬉しかった。薄情なわたしに頼ってくれたのだ!わたしも考え方や発言の試行錯誤を重ねて少しは成長しているということだろうか、何が食べたいんだろうか、来んといてと言われている身としては、いつならご飯を作りに行っても嫌がられないのだろう。それともご飯を作りに行くということのみ許されたのだろうか。頼ってくれた!力になりたい!嬉しい!ご飯作ってあげたいな~何作ろう!
きっと次話す頃には、来んといて!と拒絶されているんだろう。まぁ、いつものことだしそれでもいいや☺️1度でも望まれた事実があるなら、不必要に落ち込まないでいられる気がした。それにしても声も発言も全てが弱々しくてビックリした。もう、生きてるのが嫌になるな…なんて、気の強いあの人が言うんだから相当痛くて辛いんだろう(*´;ェ;`*)近いタイミングで自分が手術していて本当に良かった。元気になったらいつものアレか…という思いを持ってしまう自分は本当にクソ野郎だと思う。
しおらしいなんて調子が狂うし、弱々しいのは聞いてて心配するし、やっぱいつもみたく元気になって欲しいな~やれやれだぜ