とうとう、アパートに向けて出発するのである。
浜松町行きの始発バスを待つ列に並んだ。
しかしバスがなかなか来ない。イライラしそうになったところで、国際展示場のスタッフの方々がカロリーメートを配り始めた。おなかは空いていなかったが、心遣いに感謝・感謝である。
バスを待っていたが、その時にシーサイドラインが動き始めたとの放送が流れた。
バスよりも家に着くのが早いはずなので、シーサイドラインの駅に向かった。
電車は折り返し運転で20~30分毎であるが、運よく10分も待たずに来た。
JRが動いていないため、大井町で降りて、京急の青物横丁まで歩くことにした。
6人中3人は新幹線で三島に向かうため、青物横丁から品川へ向かっていった。
私たち3人は逆方向の横須賀方面に向かった。
電車はさすがに空いていて、椅子に座ったところでようやくホッとして安心したのである。
でも、電車から見た河川敷でゴルフの打ちっぱなしをしている人たちを見て、自分たちとは違う世界にいるなぁと感じたりもした。
アパートには10時頃に着き、実家に戻ることにした。
湘南は津波警報のために通行止めになっているようなので、横横経由で東名で帰ることにした。
道は空いていたので昼前には実家に着くことができ、昼ごはんを食べたところで眠気に襲われて、地震発生の3時ごろまで昼寝をしました。
こんな24時間を私は過ごしました。