
進捗状況
イ 転流工吐口と斜坑

不明. 仮置きズリがまた増えた.
ロ 堤体左岸

<上の方>

法面 上から2マス目はステージ解体をしている.
3マス目はステージ組立てをしていて,機械も載って何かしている.
ここからだと見にくいが,4マス目の下の広場に灰色の筒状の物が建って,緑色のクレーンがいる?
<中腹>
ケーブルクレーン基礎を撤去していて,中央付近では造成,掘削をしている.

<下の方>
造成,掘削をしている.
ハ 堤体右岸
不明.
ニ 新丸山発電所の西

法面 端部の型枠が外され土が盛られ整えられている.
と,いつもならここで記事は終わって "つづく" とするとこなんですが,堤体左岸法面<上の方>に組まれているステージが一体何のためのステージなのかっていうのがどうしても気になって,過去の写真を探っていると"たぶんこれだろう"的な写真を発見したので,今日はネタも少ないので最後に書きます.
まず,吹付が終わった時点でどうなっているかというと...↓

その後,ステージが組まれ機械が載って何かをしています↓

で,ステージが解体された↓

ステージがなくなった所を拡大するとこう

ステージを組む前も拡大すると

違いはというと,格子の交差部に突起物が付いているという事が判りました.
ここまでこれば想像するのは容易で,ステージにいたあの機械は,法面保護の四角の集合体を地山に固定するために,棒状の物を地山に打ち込んでいるのか,地山に穴を明けているかのどっちかだと思われます.
黄色い機械の部分を拡大すると

黄色い機械から棒状の物が出ているのがわずかに見えます.
と ここで1番上のマスはステージを組んでいないのに,突起物があるじゃないか! どうやって施工したのだろう? とよーく見てみると...

黒い機械がぶっ刺さっているのを発見しました.
黄色い機械よりは小振りにみえるので,人力でセッティングができる機械なのではないかと思われます.
最後に吹付を行う前の状況も確認します.

よーく見ると格子の交差部分にパイプの様なものが配置されています. パイプも設けないで吹付けた後に穴を明けたり棒を打ち込むと,入らないどころか,せっかく吹付けた物が壊れてしまうので,あらかじめパイプを通してそこに刺しているのだろう.
この工法を"ロックボルト"って言うらしいです.
つづく.