時に難解で、覚えにくいTCGのルール。そんな時は、ゲームの設定や背景ストーリーに視線を移してみよう。
たとえば遊戯王。
よく初心者が躓くルールに「死者蘇生にライオウの特殊召喚無効効果発動←できない」というのがある。
これに対する回答、ルール指南としてよく挙げられるのが「チェーンブロックを組む特殊召喚はライオウでは無効にできないんだよ。」だ。
と、言われても「なんで無効にできないの?」と、疑問は尽きない。自然な話だ。それに対し「そういうものだから」と、あきらめを促す人もいる。「ルールッブックに、『効果を処理している途中に別の効果を発動させて割り込むことはできない』ってあるだろ?この場合、死者蘇生の効果で特殊召喚している途中だから、ライオウで割り込むことが出来ないんだ」と、しっかりと理由を説明してくれる人もいる。
そして今回、3つ目の手段として挙げるのが、「フレーバーで連想する」ことだ。
3つ目の手段とは言うが、基本的にはしっかりとルールを把握していることが前提、もしくはそのルール理解の助けになる程度の補助的な手段だ。
上の例をもとに、頭の中のイメージを膨らませてみよう。
遊戯王OCGは、原作ではM&Wというカードゲームだった。このM&Wでは、プレイヤーは魔法使いという設定であった。これは、元ネタとなっているMtGの設定を踏襲している。
そう、プレイヤーが魔法使いということは、このカードゲームで起きるあらゆることはそのほとんどすべてが、お互いの魔法使いが駆使する魔法によって引き起こされる現象だということだ。
さて、それでは「召喚」とは一体どのような行動なのだろうか。ここで、元ネタであるMtGがヒントになる。
MtGでは、戦闘を行うクリーチャーカードは「呪文」のカテゴリに属すカードなのだ。遊戯王でいう魔法のようなカードだ。
モンスターが魔法?と思われる方もいるかもしれないが、「自分とは違う世界から、自分の仲間を呼び寄せる魔法」がクリーチャーという呪文の正体なのである。FFやサモンナイトの召喚獣を思い描いてもいいだろう。
さて、話を遊戯王に戻そう。遊戯王ではあくまでもモンスターはモンスターのカードであり、決して魔法カードと同じ扱いではない。
それでも、イメージの世界、ゲームのフレーバーの上では何も差異はない。手札からモンスターカードを出すというのは、違う世界からモンスターを呼び寄せる魔法を使うということなのだ。
『集いし願いが、新たに輝く星となる!光差す道となれ!シンクロ召喚!飛翔せよ!スターダスト・ドラゴン!!!』
って感じで、召喚するための呪文を実は唱えていたんだと思ってほしい。
さて、次はライオウだ。こいつの特殊召喚無効効果というのは、要は上のような「召喚するための呪文」を聞きつけると無効にできる能力なのだ。こんな感じで。
『集いし願いが、新たに『輝かねえ!無効!』
かっこよく呪文唱えてる途中でそれを邪魔してくるイメージだ。呪文の詠唱を邪魔されると、召喚は成功しない。
これがライオウの持つ特殊召喚無効能力の正体である。
さて、この能力は、あくまでも「召喚するための呪文」に反応して発動する能力である。もし、それ以外の呪文が聞こえてきても、ライオウ的には自分の仕事とは違う領分なので、当然なにもする気がない。
『魔法発動!死者蘇生!!』
とか聞こえてきても、ライオウからすれば召喚呪文じゃない知らない呪文なのだ。
なんて油断していたら、
『甦れ!スターダスト・ドラゴン!!!』
なんて状態になって、「あ、これ特殊召喚だったわ・・・」と気づいてももう遅い。ライオウは自分が反応できるチャンスを見過ごしてしまったのだ。そして、一度発動してしまった魔法は途中から他の魔法や能力で割り込むことはできない。ライオウはしぶしぶ、スターダスト・ドラゴンの降臨を指を咥えて見てることしかできないのだ。
以上のようやり取りが「死者蘇生にライオウの特殊召喚無効効果発動←できない」の真相というわけである。
この方法の欠点は、時間と労力がかかることで、頻繁に使えるわけでもないのは確かである。
それでも、たまには自分が使うカードに対して「どのように強いのか」だけではなく、「これは一体どんな魔法なんだろうか?」というのを考えてみるといいかもしれない。ルールへの理解が深まるだけでなく、より深くゲームの世界観に没入できるだろう。
たとえば遊戯王。
よく初心者が躓くルールに「死者蘇生にライオウの特殊召喚無効効果発動←できない」というのがある。
これに対する回答、ルール指南としてよく挙げられるのが「チェーンブロックを組む特殊召喚はライオウでは無効にできないんだよ。」だ。
と、言われても「なんで無効にできないの?」と、疑問は尽きない。自然な話だ。それに対し「そういうものだから」と、あきらめを促す人もいる。「ルールッブックに、『効果を処理している途中に別の効果を発動させて割り込むことはできない』ってあるだろ?この場合、死者蘇生の効果で特殊召喚している途中だから、ライオウで割り込むことが出来ないんだ」と、しっかりと理由を説明してくれる人もいる。
そして今回、3つ目の手段として挙げるのが、「フレーバーで連想する」ことだ。
3つ目の手段とは言うが、基本的にはしっかりとルールを把握していることが前提、もしくはそのルール理解の助けになる程度の補助的な手段だ。
上の例をもとに、頭の中のイメージを膨らませてみよう。
遊戯王OCGは、原作ではM&Wというカードゲームだった。このM&Wでは、プレイヤーは魔法使いという設定であった。これは、元ネタとなっているMtGの設定を踏襲している。
そう、プレイヤーが魔法使いということは、このカードゲームで起きるあらゆることはそのほとんどすべてが、お互いの魔法使いが駆使する魔法によって引き起こされる現象だということだ。
さて、それでは「召喚」とは一体どのような行動なのだろうか。ここで、元ネタであるMtGがヒントになる。
MtGでは、戦闘を行うクリーチャーカードは「呪文」のカテゴリに属すカードなのだ。遊戯王でいう魔法のようなカードだ。
モンスターが魔法?と思われる方もいるかもしれないが、「自分とは違う世界から、自分の仲間を呼び寄せる魔法」がクリーチャーという呪文の正体なのである。FFやサモンナイトの召喚獣を思い描いてもいいだろう。
さて、話を遊戯王に戻そう。遊戯王ではあくまでもモンスターはモンスターのカードであり、決して魔法カードと同じ扱いではない。
それでも、イメージの世界、ゲームのフレーバーの上では何も差異はない。手札からモンスターカードを出すというのは、違う世界からモンスターを呼び寄せる魔法を使うということなのだ。
『集いし願いが、新たに輝く星となる!光差す道となれ!シンクロ召喚!飛翔せよ!スターダスト・ドラゴン!!!』
って感じで、召喚するための呪文を実は唱えていたんだと思ってほしい。
さて、次はライオウだ。こいつの特殊召喚無効効果というのは、要は上のような「召喚するための呪文」を聞きつけると無効にできる能力なのだ。こんな感じで。
『集いし願いが、新たに『輝かねえ!無効!』
かっこよく呪文唱えてる途中でそれを邪魔してくるイメージだ。呪文の詠唱を邪魔されると、召喚は成功しない。
これがライオウの持つ特殊召喚無効能力の正体である。
さて、この能力は、あくまでも「召喚するための呪文」に反応して発動する能力である。もし、それ以外の呪文が聞こえてきても、ライオウ的には自分の仕事とは違う領分なので、当然なにもする気がない。
『魔法発動!死者蘇生!!』
とか聞こえてきても、ライオウからすれば召喚呪文じゃない知らない呪文なのだ。
なんて油断していたら、
『甦れ!スターダスト・ドラゴン!!!』
なんて状態になって、「あ、これ特殊召喚だったわ・・・」と気づいてももう遅い。ライオウは自分が反応できるチャンスを見過ごしてしまったのだ。そして、一度発動してしまった魔法は途中から他の魔法や能力で割り込むことはできない。ライオウはしぶしぶ、スターダスト・ドラゴンの降臨を指を咥えて見てることしかできないのだ。
以上のようやり取りが「死者蘇生にライオウの特殊召喚無効効果発動←できない」の真相というわけである。
この方法の欠点は、時間と労力がかかることで、頻繁に使えるわけでもないのは確かである。
それでも、たまには自分が使うカードに対して「どのように強いのか」だけではなく、「これは一体どんな魔法なんだろうか?」というのを考えてみるといいかもしれない。ルールへの理解が深まるだけでなく、より深くゲームの世界観に没入できるだろう。
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ARI Production株式会社(アリ・プロダクション株式会社) 中止崩壊 小田正鏡 中止崩壊
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