今月のVジャンプで明らかになった新情報を考察!遊戯王編!
『CBLZ』では新カテゴリの炎星が登場することが明らかに。
大方の予想を裏切り守備力が200のモンスターは存在せず。爆発ゲー回避なるか。
多数の永続魔法、罠を利用して戦うカテゴリのよう。サイクロンが3枚ある環境でどこまでやれるかは未知数だが、なかなかに強力そうではある。獣戦士族のサポートも豊富で、今までのデッキとの互換性もありそうだ。
そのほかのカードではアニメのVSフェイカー戦で登場したカードが紹介されている。
個人的に一番注目しているのは、シャークが使用した《エクシーズ・リモーラ》だ。
《エクシーズ・リモーラ》
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻 800/守 800
このカードは自分フィールド上のエクシーズ素材を2つ取り除き、
手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚に成功した時、
自分の墓地の魚族・レベル4モンスター2体を選択して
表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、
効果は無効化され、表示形式の変更もできない。
また、この効果で特殊召喚したモンスターをエクシーズ素材とする場合、
水属性モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
ラビットでレインボー・フィッシュを出したり、シーラカンスと組み合わせたりできればかなりの展開が見込める。
Xyz先が水属性に限定されているが、バハムート・シャークが出せるので問題ないだろう。
また、シンクロについてはなんら制限が課せられていないというのも大きい。
また、カード名にエクシーズを含んでいるので、ジェネレーション・フォースでサーチできるのも強力だ。
『EP12』では、長い時を越えてついに《オレイカルコスの結界》がOCGに登場した。
メリットとデメリットの両方を併せ持つフィールド魔法だ。不安に思う方がいるかもしれないが、これを発動した後に万が一デュエルに負けたとしても、魂を抜き取られるようなことはないので安心してほしい。エクストラデッキを使わない、メタビート系統のデッキでは大きな戦力になるだろう。
GS2012で収録されたゼンマインがEX12でも収録されるようだ。もしこれが高レアリティとなると賛否両論巻き起こりそうだ。個人的にはやめてほしい。枠つぶさないでください。
《白龍の忍者》は個人的には結構注目している。超変化で召喚できる忍者なので、ラストミストが今までよりも格段に使いやすくなる。
手札に引いてしまった際の問題さえクリアできたらぜひ試してみたい。
新しく登場するゼンマイはシャーク、ラビットともに非常に強力。自分で使わないにしてもしっかりと覚えて対策を練る必要がある。
『CLBZ』『EP12』。ともに環境に大きく影響を与えるエキスパンションになりそうだ。
2012年9月シーズンは今ここに真の開幕を迎える!!
余談
Q:《死者転生》のコストとしてダンディライオンを捨て、コストにしたダンディライオン自身を手札に加えました。
このカードの効果は発動しますか?
A:《死者転生》によって手札に加えたこのカードの効果は発動しません。(12/09/20)
twitterで話題になったこの裁定変更。
ダンディライオン以外にも該当するカードは多く、混乱するプレイヤーも多かった模様。
この裁定を理解する為のポイントは二つある。
1.カードの処理中に他のカードは割り込んで発動できない。
ダンディのように、「墓地に送られた際に発動する強制効果、場合の任意効果」が他のカードのコストとして墓地に送られた場合、そのカードの処理終了後に発動され、チェーンブロックを作る。
例:ライトニング・ボルテックスを発動し、コストとして手札からダンディライオンを捨てた場合
→ライトニング・ボルテックの効果を解決し、相手の表側表示モンスターをすべて破壊してからダンディライオンの効果だ発動し、トークンを2体特殊召喚する。
2.非公開領域
非公開領域とは、相手プレイヤーがその内容を確認できない領域、メインデッキと手札を指す。
さて、今回裁定が変更された箇所というのは、「墓地に送られて発動条件を満たしていながらも、効果処理中のためにまだ発動していないカードを、発動する前に非公開領域へと移動させた場合」の処理だ。
最初の質問の例でいえば、今までは問題なくトークンを召喚できていた。
それが、なぜ今回出来なくなったかというと、『効果発動前に非公開領域に移動したため、そのカードの存在を証明できない』と、いうことらしい・・・・。そのせいで、ダンディライオンはせっかく墓地に行ったにも関わらず、『なかったこと』になる。
詳しく具体例を用いて説明しよう。
例1:メガロアビスの特殊召喚効果のコストとして、海皇の狙撃兵を2枚捨てた。その効果にチェーンして転生の予言を今捨てられた海皇の狙撃兵2枚を対象に発動した場合。(チェーン1メガロアビス、チェーン2転生の予言)
→仮に転生の予言がなかったとして場合、効果処理が終了したメガロアビスの特殊召喚成功時に狙撃兵2枚の効果とメガロアビスの特殊召喚成功時の効果が発動する。しかし、今回は転生の予言によって、コストで捨てられた狙撃兵は2枚ともデッキ=非公開領域に戻ってしまっている。結果、特殊召喚成功時に狙撃兵の効果を発動することは出来ず、メガロアビスでのサーチ効果のみが発動できる。
例2:自分フィールド上のクリッターをコストに、エネミーコントローラーのコントロール奪取効果を相手のゴブリン突撃舞台を対象に発動した。それに対して相手は転生の予言を発動し、クリッターとこちらの墓地にあったサイクロンを対象に選択。さらにこちらはリビングデッドの呼び声を発動し、自分のクリッターを対象に選択した。(チェーン1エネミーコントローラー、チェーン2転生の予言、チェーン3、リビングデッドの呼び声)
→仮にエネコンだけが発動されていた場合、相手のゴブリンのコントロールを奪い、その処理後にクリッターの効果を発動し、モンスターをサーチすることが可能である。同様に、チェーン2の転生の予言までだけであった場合、クリッターは効果発動前にデッキという非公開領域に移動してしまい、効果が発動できなくなる。このケースではそこでさらに、自分のクリッターをD・D・クロウを使い、デッキに戻される前に公開領域であるフィールド上に特殊召喚される。結果、クリッターは特殊召喚され、転生の予言の効果でサイクロンはデッキに戻り、ゴブリンのコントロールを奪ったのちに、クリッターの効果が発動しチェーンブロックが作られる。
例3:手札に、暗黒界の狩人ブラウが2枚ある状態で手札抹殺を発動。お互いに手札をすべて捨てて同じ枚数のカードをドローしました。解決後に手札から効果で捨てられた墓地の暗黒界の狩人ブラウ2枚の効果が発動。それに対し、相手は転生の予言を発動し、暗黒界の狩人ブラウ2枚を対象に選択した。(チェーン1暗黒界の狩人ブラウ、チェーン2暗黒界のブラウ、チェーン3転生の予言)
→仮に転生の予言がない場合、ブラウの効果を順番に解決し、カードを2枚ドローして処理を終了する。転生の予言でブラウ2枚をデッキに戻した場合でも、ブラウの効果はすでに発動しており、非公開領域に移動していたとしても処理は行われる。結果、転生の予言によってブラウ2枚がデッキに戻ったのち、ブラウ2枚を順番に解決してカードをドローしていく。
『CBLZ』では新カテゴリの炎星が登場することが明らかに。
大方の予想を裏切り守備力が200のモンスターは存在せず。爆発ゲー回避なるか。
多数の永続魔法、罠を利用して戦うカテゴリのよう。サイクロンが3枚ある環境でどこまでやれるかは未知数だが、なかなかに強力そうではある。獣戦士族のサポートも豊富で、今までのデッキとの互換性もありそうだ。
そのほかのカードではアニメのVSフェイカー戦で登場したカードが紹介されている。
個人的に一番注目しているのは、シャークが使用した《エクシーズ・リモーラ》だ。
《エクシーズ・リモーラ》
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻 800/守 800
このカードは自分フィールド上のエクシーズ素材を2つ取り除き、
手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚に成功した時、
自分の墓地の魚族・レベル4モンスター2体を選択して
表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、
効果は無効化され、表示形式の変更もできない。
また、この効果で特殊召喚したモンスターをエクシーズ素材とする場合、
水属性モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
ラビットでレインボー・フィッシュを出したり、シーラカンスと組み合わせたりできればかなりの展開が見込める。
Xyz先が水属性に限定されているが、バハムート・シャークが出せるので問題ないだろう。
また、シンクロについてはなんら制限が課せられていないというのも大きい。
また、カード名にエクシーズを含んでいるので、ジェネレーション・フォースでサーチできるのも強力だ。
『EP12』では、長い時を越えてついに《オレイカルコスの結界》がOCGに登場した。
メリットとデメリットの両方を併せ持つフィールド魔法だ。不安に思う方がいるかもしれないが、これを発動した後に万が一デュエルに負けたとしても、魂を抜き取られるようなことはないので安心してほしい。エクストラデッキを使わない、メタビート系統のデッキでは大きな戦力になるだろう。
GS2012で収録されたゼンマインがEX12でも収録されるようだ。もしこれが高レアリティとなると賛否両論巻き起こりそうだ。個人的にはやめてほしい。枠つぶさないでください。
《白龍の忍者》は個人的には結構注目している。超変化で召喚できる忍者なので、ラストミストが今までよりも格段に使いやすくなる。
手札に引いてしまった際の問題さえクリアできたらぜひ試してみたい。
新しく登場するゼンマイはシャーク、ラビットともに非常に強力。自分で使わないにしてもしっかりと覚えて対策を練る必要がある。
『CLBZ』『EP12』。ともに環境に大きく影響を与えるエキスパンションになりそうだ。
2012年9月シーズンは今ここに真の開幕を迎える!!
余談
Q:《死者転生》のコストとしてダンディライオンを捨て、コストにしたダンディライオン自身を手札に加えました。
このカードの効果は発動しますか?
A:《死者転生》によって手札に加えたこのカードの効果は発動しません。(12/09/20)
twitterで話題になったこの裁定変更。
ダンディライオン以外にも該当するカードは多く、混乱するプレイヤーも多かった模様。
この裁定を理解する為のポイントは二つある。
1.カードの処理中に他のカードは割り込んで発動できない。
ダンディのように、「墓地に送られた際に発動する強制効果、場合の任意効果」が他のカードのコストとして墓地に送られた場合、そのカードの処理終了後に発動され、チェーンブロックを作る。
例:ライトニング・ボルテックスを発動し、コストとして手札からダンディライオンを捨てた場合
→ライトニング・ボルテックの効果を解決し、相手の表側表示モンスターをすべて破壊してからダンディライオンの効果だ発動し、トークンを2体特殊召喚する。
2.非公開領域
非公開領域とは、相手プレイヤーがその内容を確認できない領域、メインデッキと手札を指す。
さて、今回裁定が変更された箇所というのは、「墓地に送られて発動条件を満たしていながらも、効果処理中のためにまだ発動していないカードを、発動する前に非公開領域へと移動させた場合」の処理だ。
最初の質問の例でいえば、今までは問題なくトークンを召喚できていた。
それが、なぜ今回出来なくなったかというと、『効果発動前に非公開領域に移動したため、そのカードの存在を証明できない』と、いうことらしい・・・・。そのせいで、ダンディライオンはせっかく墓地に行ったにも関わらず、『なかったこと』になる。
詳しく具体例を用いて説明しよう。
例1:メガロアビスの特殊召喚効果のコストとして、海皇の狙撃兵を2枚捨てた。その効果にチェーンして転生の予言を今捨てられた海皇の狙撃兵2枚を対象に発動した場合。(チェーン1メガロアビス、チェーン2転生の予言)
→仮に転生の予言がなかったとして場合、効果処理が終了したメガロアビスの特殊召喚成功時に狙撃兵2枚の効果とメガロアビスの特殊召喚成功時の効果が発動する。しかし、今回は転生の予言によって、コストで捨てられた狙撃兵は2枚ともデッキ=非公開領域に戻ってしまっている。結果、特殊召喚成功時に狙撃兵の効果を発動することは出来ず、メガロアビスでのサーチ効果のみが発動できる。
例2:自分フィールド上のクリッターをコストに、エネミーコントローラーのコントロール奪取効果を相手のゴブリン突撃舞台を対象に発動した。それに対して相手は転生の予言を発動し、クリッターとこちらの墓地にあったサイクロンを対象に選択。さらにこちらはリビングデッドの呼び声を発動し、自分のクリッターを対象に選択した。(チェーン1エネミーコントローラー、チェーン2転生の予言、チェーン3、リビングデッドの呼び声)
→仮にエネコンだけが発動されていた場合、相手のゴブリンのコントロールを奪い、その処理後にクリッターの効果を発動し、モンスターをサーチすることが可能である。同様に、チェーン2の転生の予言までだけであった場合、クリッターは効果発動前にデッキという非公開領域に移動してしまい、効果が発動できなくなる。このケースではそこでさらに、自分のクリッターをD・D・クロウを使い、デッキに戻される前に公開領域であるフィールド上に特殊召喚される。結果、クリッターは特殊召喚され、転生の予言の効果でサイクロンはデッキに戻り、ゴブリンのコントロールを奪ったのちに、クリッターの効果が発動しチェーンブロックが作られる。
例3:手札に、暗黒界の狩人ブラウが2枚ある状態で手札抹殺を発動。お互いに手札をすべて捨てて同じ枚数のカードをドローしました。解決後に手札から効果で捨てられた墓地の暗黒界の狩人ブラウ2枚の効果が発動。それに対し、相手は転生の予言を発動し、暗黒界の狩人ブラウ2枚を対象に選択した。(チェーン1暗黒界の狩人ブラウ、チェーン2暗黒界のブラウ、チェーン3転生の予言)
→仮に転生の予言がない場合、ブラウの効果を順番に解決し、カードを2枚ドローして処理を終了する。転生の予言でブラウ2枚をデッキに戻した場合でも、ブラウの効果はすでに発動しており、非公開領域に移動していたとしても処理は行われる。結果、転生の予言によってブラウ2枚がデッキに戻ったのち、ブラウ2枚を順番に解決してカードをドローしていく。