本日はまた一段と風が冷たく感じられ早朝などは決してオートバイに適した環境とは言えません。
が しかし 、
「お約束の朝の言葉」 とうものが足立店には有りまして、「今朝は風が冷たかったけどバイクで来たら温かかったね」 ・・・・(皆)
ホントに凄い・・・、ヒーティングウェア効果
・
さて、もはやお約束の前振りが本日も長引きましたが本題へと戻りましょう。
FLSTSC ソフテイル・スプリンガー・クラシック
世界中のオートバイの中で唯一となったであろう
「スプリンガーフォーク」
を搭載した貴重なモデルを持つハーレーダビッドソンは現行の最新モデルでもFLSTSB/クロースボーンズとしてこのスプリンガーフォークを装着させたモデルをラインナップさせております。
設計はCADシステムを駆使して改めて行われてはおりますが基本構造は戦前の物と変わりは無く、旧式の、というよりは原始的なショック吸収装置といった感じでしょうか!?
もちろん現在全てのオートバイに採用されている油圧フロントフォーク(通常のフォーク)の方が格段に動きは良く常に快適に仕事をしてくれます。
でも!?何故に今さら旧式のスプリンガーフォークなのか?
ここから意見が真っ二つに分かれます。旧式がイイんです!恰好がイイんです!伝統なんです!今の文章で 「イイかも」 と感じた方がいらっしゃいましたら直ぐに購入しましょう!!
このスプリンガー・フロントフォークは無垢で出来ておりフォーク単体で30kg以上あります。
全く馴染みの無い方から見るともしかしたらゲテモノの様に見えてしまうかもしれない程 「超個性の塊」 まさに生きた化石とは言い過ぎか・・・。
どことなく愛嬌のある一つ目も何だか生き物の様ですね!
本日ご紹介するこのモデルは2003年までのクロームメッキ・スプリンガーフォーク搭載の人気車両FLSTS/ヘリテイジ・スプリンガーの後続モデルとして2005年に 「1948年式1stパンヘッドを現代に甦らせたモデル」 のキャッチコピーでデビューした
FLSTSC/スプリンガー・クラシック
2006年式/リッチ・サングロ・ブルー色です。
このモデル、現行車両には無い装備があります。
まずは 「キャブレターモデル」 である事。環境問題や燃費、始動性や気温の変動に対し少々難点が有るものの独特の力強さと加速感が味わえます(あくまで体感的なもの)
それと、俗に言う 「三拍子」 のアイドリングを出す為に交換されるアフターパーツが安価である事。インジェクションモデルの約3分の1の費用でカスタム出来ます。
更にはマフラー。クラシックスタイルを追求すると必ず一度はやりたくなる 「クロスオーヴァー・デュアルエキゾースト」 と呼ばれる左右振分けのエキドーストヘッドパイプを標準装着した数少ないモデルなのです。この左右振分けのヘッドパイプを現行のFLSTSBクロスボーンズに装着する事は難しく且つ合法的にとなると相当な無理と出費が生じます。
しかもこの2006年式FLSTSC(型式BRY)は株式会社デイトナから車検対応マフラーも発売されておりノーマルよりも良いサウンドで合法的に乗る事も可能です。
さて皆様、なぜ私がここまでスプリンガーを押すかと言いますと!?
ご存知の方も多いかと思いますが私(佐藤)が18年前に初めて買ったハーレーダビッドソンも 「スプリンガー」 だったからです。
この誰でも好きになれる訳でなく、何処にも真似の出来るモノではない、これぞハーレーダビッドソン独特の世界である!と共感して頂ける方がいらっしゃいましたら是非ともこのスプリンガーをお買い求め下さい。
まずこのカタチが苦手な方には乗れません。
さあ、貴方に乗りこなせるか!?
2006年式 FLSTSC
ソフテイル・スプリンガー・クラシック
車両本体価格 ¥1,980,000(税込)
走行距離 9,376km
装着オプションパーツ
①純正:FLSTSCスタイル・レザーサドルバッグ(現在絶版品)
②純正:クローム・フロントエンジンガード
③純正:サイドスタンド・エクステンション
④純正:セキュリティーシステム
砲弾型ヘッドライトに映り込む流れる青い空と一緒に
独特の世界に浸って下さい。
・
Harley-Davidson GOODWOOD 足立
営業 佐藤