傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

帰宅女性にわいせつ行為(入間)

2015年02月24日 | 刑事事件
平成26年(わ)第1333号 

岡本 高(24)

強制わいせつ致傷

【概要】
平成26年10月1日午後10時45分頃、被告人が就職内定先企業の内定式で飲酒し、夜間帰宅途中の女性(25)に対し背後から胸を揉む、スカートをまくる等(小学生か?)の強制わいせつ行為を行った事件です。
被告人は平成25年頃から同種の強制わいせつを繰り返していた様で、他に示談が成立している事件が1件有ります。
本件は、被害者が拒んだ事から示談は不調で、代わりに被害弁償金が供託されています。

本件犯行はスカートめくりに留まらず、女性のパンツ*内に手を入れ陰部を触ったとされています。
路外のビルへ女性を連れ込もうとしましたが、女性の抵抗に遭いその場から逃走しています
その際に抵抗した女性が、膝等に受傷しました。
*検察の公訴事実のままの表現ですが、パンツと言われると違和感を感じます。ズボン全般をさすのか、下着なのか不明瞭です。下着をパンツと言われちゃうと、へそ上まで有るのをイメージしてしまいます。

【事件発覚】
被告人が現場に遺留した眼鏡から被告人が捜査線上に浮上し、行動確認が行われたところ、周囲の異変を察知した被告人が父親に伴われ自首しました。

【犯行結果】
被告人は在学していた大学院から退学処分を受け、就職先からは内定を取り消されています。

【犯行動機】
大学院での授業などや、産学連携で企業側からも成果を求められたプレッシャーが犯行動機に繋がったと母親が証言しました。プレッシャーとわいせつ行為の因果関係が何ら説明されていません。
単なるスケベ心だと思うぞ。
また、プレッシャーを感じるとわいせつ行為をしてしまうのでは、再犯が心配です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 携帯電話不正契約(判決、新座) | トップ | 危険ドラッグの自己使用(蓮田) »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。