Heart工房・写真日記  in 松江

毎日の出来事、思った事を写真日記で。チー太郎は20歳で永眠、サンタは14歳で永眠、サラン(コリー犬♀)は13歳半で永眠。

精進落し

2007-04-22 16:02:33 | Weblog
写真日記をしばらくおやすみしてしまいました。
にもかかわらず、毎日この写真日記をのぞいて下さり本当にありがとうございました。

実は先週の火曜日に私が母のホスピスに到着するやいなや、母の意識はもう
無くなっていて、先生からも「かなり危険な状態ですね」と言われましたが
『母のことだからきっとまた意識が戻るだろう』と思っていました。
そうは言っても『今日は家族室に泊まろう』と思ってたのです。
夜中の1時になっても、なんか嫌な気持ちになって・・・とても家族室に寝る気分にならず
母の病室にあるソファーで横になっていました。
母の息づかいをずっと聞いていましたら、段々と息づかいが弱くなって来たので
看護婦さんに「息が弱くなってきてるのですが・・・」と言いましたら
「調べてみますね」と血圧や脈を診て下さったのです。
看護婦さんから「脈がもうほとんどわからない状態ですので、家族の方を呼んでください」と
言われ、至急家族に電話をしました。
その後しばらくして母の呼吸は止まってしまいましたが、看護婦さんが
「まだ心臓は動いてますよ!」と励まして下さり30分後に家族皆が駆けつけました。
そして母は皆を待っていたかの様に完全に息をひきとりました。
最愛の母が亡くなる瞬間を娘の私が看取ることができ、本当に良かったと思っています。
亡き母を看護婦さん方が女優さんのようにきれいにお化粧をして下さり、
かわいい花束を持たせてくれ、皆で「お母さん(おばあちゃん)綺麗~!」と
思わず叫んでしまったほど綺麗でした。

亡くなった日はさすがに私はあまりの悲しみで涙が止まることなく流れましたが
『母はいつも、この瞬間も私たちを見守ってくれてるのだな』と思うと少し元気になりました。
告別式が終わり、母の姿は無くなってしまいましたが、いつもこれからもずっと
私の心の中に生き続けてくれるのですから、母の分まで健康に元気に
暮らしていかなくては!と思っています。
(尚、母の遺志により家族だけの家族葬を行い、香典、弔電等はご辞退しています)

告別式のあとの精進落しには母が大好きだった鎌倉・小町通りの『奈可川』から
取り寄せた料理を頂きました。
きっと母も私たちと一緒に「やっぱりここのは美味しいね~」と言って食べたのでしょうね(^^)


さあ、明日から仕事!仕事!
頑張らなくてはね~


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