想像ですから

あなたの想像に大きく頼りますから。任せっぱなしですから。

■想像のほか2コ目

2004年04月17日 | 「想像のほか」置き場ですから。
――想像して欲しい。昨日は江古田にある、日本で唯一(らしい)イスラエル料理店『シャマイム』で大いに食べましたから。イラクに限らず、中東全般がいま熱いですから。ちなみに、ひよこ豆のスープが個人的には一番おいしかったですから。

■想像24コ目

2004年04月17日 | 「想像001~100コ」置き場ですから。
――想像して欲しい。拘束が作られたシナリオだったのか、本当の事件だったのかはさて置き、三人が三人とも悲劇の英雄だと思い込んでいる陶酔から生じる不遜。

タバコ片手に、ふてぶてしく握手。椅子から立ち上がろうともせずに握手。チョコレートくちゃくちゃ。
異口同音に「イラクに残る」と言っているのは、いま帰ったら叩かれるのは必至だということを気付いているからではないのか。ほとぼりを冷ますには、時間のみが唯一の薬だということを知っているからではないのか。
カメラをいじくりまわし、ジャーナリストぶるポーズ。チョコレートを頬張り、ろくに食べものを与えられていなかったかのようなポーズ(あるいは、なにかをしゃべるとボロが出るので、チョコレートを頬張るポーズ)。たかだか十八歳の子供なので、自らは積極的に発言することを控えている、他の二人に配慮した大人ぶったポーズ。
本当に生命の危機を感じたならば、一も二もなく「帰りたい」と泣き叫ぶのではないのか。拘束したイラク人を呪詛する言葉を吐くのではないのか。まったくもって腑に落ちない。マスコミにはぜひとも事の顛末を看破してもらいたい。

■想像23コ目

2004年04月17日 | 「想像001~100コ」置き場ですから。
――想像して欲しい。三人の邦人拘束事件の裏側にいるシナリオライターの、日本国民の国民感情を読みきれなかったお粗末さ。

同情票を集められるのは、人として未完成な二十歳未満と、物事を深く考えることを放棄したお年寄りだけ。あるいは別の言い方をすれば、年金をまだ払っていない者と、年金を貰っている者だけ。マスコミにはぜひとも事の顛末を看破してもらいたい。腑に落ちないことだらけだ。