想像ですから

あなたの想像に大きく頼りますから。任せっぱなしですから。

■想像32コ目

2004年04月21日 | 「想像001~100コ」置き場ですから。
――想像して欲しい。アテネ五輪の野球で勝利に喜ぶ原辰徳・新代表監督。「長嶋監督のために」と涙のインタビュー。それを観る長嶋茂雄も、涙なみだ。ええ話や。これだけで飯3杯はぺろりと行ける。

あ、もちろん想像ですから。ソースを探しても無駄なのであしからず。
もちろん長嶋茂雄が続投する可能性もゼロではありませんが、老骨に鞭打って働かすのもなんですしねえ。残る候補としては星野仙一があるぐらいでしょうか。いやー、いまから楽しみですね。2008年の北京オリンピックまで想像しちゃいそうな勢いです。

■想像ですから版・悪魔の辞典「人道復興支援活動」

2004年04月21日 | 「想像ですから版・悪魔の辞典」ですから。
――想像して欲しい。「人道復興支援活動」の再定義。


●人道復興支援活動
(1)自衛隊が国の命令で危険地域へ赴いて行う活動で、日本と同盟国であるアメリカが街などを破壊したそばからせっせと直すという、不可解な任務。たとえるなら愛犬家の犬散歩のようなもので、愛犬の糞はその場で拾うといったところか。ただし、大きく異なるのは主従関係。犬と人間の主従関係はもちろん人間が主人なわけだが、イラクにおけるアメリカと日本の主従関係はどうも逆のようで、犬のほうが偉いらしい。

(2)ボランティア活動という隠れ蓑を盾に、どうにか功名をあげてやろうと目論む民間人が、自分勝手に危険地域へ出掛けること。自己責任という概念は、どうも持ち合わせていないらしい。また、「戦況が落ち着いて危険がなくなってから出掛けてもいいのでは?」といった理屈は通じないらしく、時に国家レベルで迷惑を掛けることとなる。家族にとっては心配の種なのだが、また同時にその家族の功名をもあげるチャンスでもある。


※アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』の訳書は以下のようにいくつかありますが、本サイトは原著の翻訳ではないのであしからず。単なる想像による、言葉の再定義ですから。
→ [筒井康隆(翻訳)]
→ [西川正身(翻訳)]
→ [奥田俊介(翻訳)]