昔の歌手グループやバンドは、メンバーが一人抜けると「解散」になるのが普通だった。
つまり、その段階でグループは消滅
その後は「伝説」として語り継がれ、歌い継がれていくのが当たり前だった。
しかし、今は「解散」という二文字は使われなくなってしまったようだ。
数多あるアイドルグループで、メンバーが抜けることを「卒業」というらしい。
メンバーが辞めても、グループは存続するのだ。
昭和の爺にから見ると、不思議なことのように見える。
まあこの方が、『商売』には都合がいいのだろう。
一人抜けても、新しいメンバーを補充すれば、新しいファンが獲得できるのだから。
うまい商売を考えたものだなあ。
音楽性の追求よりも、儲け重視か・・・・・。
話はそれるが、アイドルグループの面々が、同じ衣装を身にまとってタンスをしながら歌うのを見ていると、「新興宗教」の儀式(イニシエーション)を見ているような錯覚にとらわれる。
私が時代の流れについていけていない証拠なんだろうな・・・・とため息が。