とうとう晦日

今日は文月晦日。梅雨は何時明けたっけ？ッテ思うぐらい連日の猛暑で夏のイメージが強すぎる。季節の移り変わりを忘れている。
裏山は霧に覆われ山容が見えない。今朝は21℃。高原の朝ですな・・・。気持ちが良い！

だけど今日も暑くなりそう。なので、朝早く起きて、これから（6時半）お寺へ向かい、墓の周りの草刈り、1時間ほどやって、引き続きお寺全体の草刈り・・・。10時半頃まで暑さの中で頑張るしかない・・・。高齢化が進んでいるので、ま、何処でも同じだが、80代を先頭に60代なんて幼稚園児（笑）
街に残った僅かな者達だけでお寺の維持管理をしている。遠くに住む人たちのお墓も残っていて、その人たちの分まで草刈りをしている・・・。お寺の清掃をしている。　お寺の意地のための費用は檀家さんから年2万円をもらっているが、それでも厳しい状況で、以前屋根の改修費用と開山500遠忌の際の上がりが百万円を超える程度残っているので、これでいざというとき（雪害修繕とか維持管理費）の費用を賄うがそれでも物足りない。
今、これ先檀家として行持に参加できる60代以下の人は、俺を淹れて8人程度。常時参加できるのが5人。
これで、お寺を維持できる？・・・俺の生きている間に、寺院制度が大きく変わらない限り、このお寺も廃寺になりかねない。やがて伽藍は朽ち果てて･･･仏の御心も・・・
それが、多くの田舎で起きているお寺の現実。
都会へ移住して、お墓があるなら、1年2万円でラッキー！ではなく、その10倍は払いなさい！　そうしないとご先祖、両親などの御霊がさまようことになるぞ！

さ、出かけるか・・・、そういえば、昨年末には、大晦日に2時間ほど参道の雪かき・・・それも一人で。しんどいけど、禅宗ではこれもまた修行・・・ですな。