マレーシア・ボルネオ島で5日起きた地震で、現地警察は6日、地滑りや落石が発生したキナバル山(4095メートル)で登山客ら13人の死亡を確認した。一時は無事との情報もあった日本人男性(29)は下山していないことがわかり、安否確認が続いている。
救助当局などは、地震発生時点で187人の登山客らが山頂付近に取り残されたとみている。その多くが自力で下山したが、警察は6日夕までに13人の死亡を確認した。シンガポール人の女子生徒と地元登山ガイドの2人以外は身元がわかっていない。
ほかにも数人の行方がわかっておらず、捜索が続いている。(都留悦史)
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