男子100メートルが行われ、日本人初の9秒台の期待が懸かる桐生祥秀(20)=東洋大=が準決勝で13年織田記念国際で出した自己ベストに並ぶ日本歴代2位の10秒01(追い風1・8メートル)をマーク。リオデジャネイロ五輪の派遣設定記録(10秒01)を突破し、初の五輪出場に大きく前進した。注目された決勝では10秒10(向かい風0・3メートル)に終わり9秒台は持ち越しとなったが、五輪最終選考会の日本選手権(24日開幕・瑞穂)を前に、大きな手応えをつかんだ。
桐生が9秒台に届かなかったことで、一番胸をなで下ろしているのはケンブリッジ飛鳥かもしれない。東日本実業団で10秒10をマークしたケンブリッジは所属先のドームから、初の9秒台を出した場合、1億円のボーナスを約束されている。桐生は「僕は9秒台出ても1億円もらえるわけじゃないので」と笑いながら「いいですよね。モチベーション上がると思う」と、うらやましがった。(デーリー引用)
長年の努力が味方した1億円の走り
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