新天皇即位に伴い、皇居・宮殿では1日午前10時半から、皇位のしるしとされる神器などを引き継ぐ「剣璽(けんじ)等承継の儀」、午前11時10分から新天皇が最初のおことばを述べ「即位後朝見の儀」がそれぞれ国事行為として行われた。
■新天皇・皇后両陛下の横顔
「国民に常に寄り添い、人々と共に喜び、あるいは共に悲しみながら、象徴としての務めを果たしてまいりたい」。即位への思いをこう語った。
59歳。学習院大時代の卒業論文のテーマは「中世瀬戸内海水運の一考察」。留学した英オックスフォード大では「18世紀のテムズ川の水上交通、物資流通」を研究、治水や利水など「水」問題の研究をライフワークとしてきた。
趣味は登山で、170超の山を踏破。ジョギングを日課としている。ビオラ奏者でもある。語学にたけ、国際親善の場や国際会議などでは英語やフランス語でスピーチをする。海外では市民との写真撮影に応じるなど気さくな一面も見せる。
陛下は退位して「上皇」に、美智子さまは「上皇后」となり、今後は一切の公務から退く。
新皇后の雅子さまは55歳。幼少期を旧ソ連、米国で過ごし、英仏独の3カ国語が堪能。米ハーバード大、東京大で学び、父と同じ外交官の道を歩み、「僕が一生全力でお守りします」との言葉を受け入れ、1993年に結婚し皇室に入った。
新天皇の勲章・雅子皇后の笑顔が令和時代を明展望を物語っているかのように見えた。
上皇・上皇后の後継として立派に象徴業務を受け継いだと感じた。
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