東京・銀座の飲食店関係者からみかじめ料名目で現金を脅し取ったとして、警視庁は13日、指定暴力団山口組系組幹部の梅木寿史容疑者(54)ら8人を恐喝容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
組織犯罪対策4課によると、8人は銀座にある複数の飲食店関係者を脅してみかじめ料を要求し、現金数百万円を支払わせた疑いがある。
捜査関係者によると、銀座のみかじめ料の相場は月約5万円といい、少なくともほかに数十店舗が8人が所属する組などにみかじめ料を支払っていたとみられる。みかじめ料の要求は暴力団対策法で禁じられているが、水面下では各地で続いているとみられ、都道府県公安委員会が毎年500件前後の中止命令を出している。また、みかじめ料を支払った側も条例に違反しているとして勧告されることがある。
銀座には約1400軒の飲食店が集まる。同庁は今回の逮捕を足がかりに、暴力団による銀座でのみかじめ料徴収を解明するとともに、資金源を断つことで組織の弱体化につなげたい考えだ。(朝日新聞引用)
田舎の祭りで屋台を出すと1店当たりヤクザに金を吸い上げられるという昔の事を聞いた事を想い出したが、首都東京のど真ん中で「みかじめ料」を収め続けていたというから驚く。
今まで警察は知っていても知らないふ振りをして居たのではないだろかと疑いたくなる。
暴力団に都内の銀座に縄張りがあり、呼び込みからの巻き上げ・「みかじめ料」を収めていた居たという記事をみて、時代が逆戻りしたような錯覚を覚えた。
暴力団の取り締まり状況を最近良く見かけ治安は大分良くなって来たなと思っていたが、陰に隠れた縄張り意識がまだ生きて居るところを見ると、未だ未だ昔の隠れた暴力団慣習が資金源となって居る事が予想される。
銀座の飲食店は、これらの様な事が有ったら勇気をもって告発する警察に協力し暴力団との絶縁を図る必要が有るだろう・・
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