北朝鮮の日本本土攻撃訓練
トランプ米政権が、核・ミサイル開発で挑発を続ける北朝鮮への攻撃も辞さない態勢をとる中、日本の国会は相変わらず「ノー天気」だ。
まさか朝鮮半島の危機を目の前にして、米朝間による対岸の火事と思っているわけではないだろうが、この間の国会の論戦などを見ていると、与野党ともに「こんな国会議員たちに日本の外交・安全保障を任せていていいのか」と思わざるを得ない。
民進党は山尾氏に続き階猛氏も約26分間の質問時間全てをテロ等準備罪に費やした。民進党の3人の質問時間は合計で約105分間で、そのうち北朝鮮関係は石関氏の約10分間だけだった。こんな政党に日本の政治を任せてはいけないと自ら明らかにしたようなものだった。
山尾志桜里前政調会長は約31分間の質問時間で北朝鮮情勢にも決算にも触れず、延々と共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を取り上げた。山尾氏は「共謀罪はテロ対策の役に立たない」として、「監視社会を作り、国民にとって百害あって一利なしの法案だと明らかにしたい」と宣言した。
宮本氏は「米国は北朝鮮に公然たる軍事威嚇をしている」と訴え、「北朝鮮はミサイル発射でさらなる挑発行為をしており、チキンレースになってきている。最悪の場合は戦争になりかねない大変危うい状況だ。絶対戦争を起こしてはいけない」と語った。
ミサイルが日本に落下したら、われわれはどこに避難すればいいのか。まさか映画「シン・ゴジラ」のように地下鉄にでも逃げろというのだろうか。地下空間がない地域の人はどうしたらいいのか。ミサイルの弾頭に化学兵器が登載されていたら、どうしたらいいのか。原子力発電所の防衛はどうなっているのか。日本にいる北朝鮮の工作員への対応はきちんとしているのか疑問は尽きない。
政府は過剰に危機をあおりパニックが起こることを懸念しているのだろうか。しかし、北朝鮮は日本人を拉致し、トップは平気で側近や異母兄弟を殺害する。何も起きないという証明は、それこそ「悪魔の証明」だ。
そう思っていたら、21日にようやく内閣官房がホームページに「弾道ミサイル落下時の行動について」を掲載した。ミサイルが日本に落下する可能性がある場合は全国瞬時警報システム(Jアラート)で情報を流し、屋外にいる場合は「近くのできるだけ頑丈な建物や地下街などに避難する。近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る」とし、屋内にいる場合は「できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する」とした。他にも注意書きはあるが、おおよその説明はそうだった。
何もしないよりはましだろうが、なんとも心許ない。シェルターの整備、防毒マスクの配備、有事の際に国民一人一人が何をすべきかといった周知徹底や教育など課題は山ほどある。「安全だから大丈夫」と散々説明しておいて実は対策が機能しなかった東日本大震災の原発事故の教訓はどうなったのか。迎撃システムの詳細を明らかにせよとは言わないが、本当に日本国民を守る気持ちがあるのだろうか。(web抜粋)iにほ
これだけ北朝鮮は「日本を沈没させる」とまで言われ言われながら、国会は緊迫状態に有りながら他人事の様な事項の討論に明け暮れる国会に呆れる。本当に日本を沈没させて良いのだろうか・・・
jアラート・屋内退避とか窓に補強で個人を守れると思って居るのだろうか。この兵器の向上した現代戦で、こんな事で個人を守れるはずがない。
考えだけで国・個人を守れる筈はない。シェルター等を平素から作製し防護マスクを配って置くのが当然の事であろう。
他国に負けない防護兵器の選定・改善をどうすれば良いかを考えるのが国政の仕事だろう・・・他人事みたいな討論ばかりでなく実の論戦をして貰いたいものだ・・・
特に今何が重要かを考える事が野党には特に必要ではないだろうか・・・
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