筑波大学発宇宙ベンチャーのワープスペース(茨城県つくば市)は、衛星間光通信網の構築に向けて、開発中の光空間通信用中継機の実証実験を近く始める。当初は4月に始める予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で実験を延期していた。
宇宙ビジネスの成長に伴い、衛星から撮影した画像を地球に送ることが増えている。世界の地球観測市場の規模はすでに2兆円を超え、年間15%程度の成長が続いているとされる。
ただ昨今急増している地球から500キロ~800キロ上空を周回する低軌道衛星と地球との間で通信できる時間は1日に数十分程度、しかも通信容量には限りがあるなどの課題を抱えている。そこでワープスペースはこの課題解決に向け、衛星間の光通信網を令和4年に構築する構想を掲げた。
(WEB抜粋引用)
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