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雨の記号(rain symbol)

「ヒーロー」最終話の収録

イ・ジュンギ主演「ヒーロー」、日本地上波で高視聴率

イ・ジュンギ主演のMBCドラマ「ヒーロー」が国内で振るわなかった分、日本で高視聴率を上げている。

5日、日本TBS地上波を通じて始まった「ヒーロー」は初回放送で4%の視聴率をおさめ、成功的なスタートを切ったのに続き、12日の放送では8%まで上昇した。「冬のソナタ」「宮廷女官チャングムの誓い」など代表的な韓流ドラマの日本放送視聴率が10%台の中盤である点を勘案すれば意味ある成績だ。また「ヒーロー」は国内放送時5%に及ばなかった。日本でより高視聴率を上げる異例な事例となった。
「ヒーロー」は国内放送で提起された弱点が日本では強みになっている。「ヒーロー」は三流記者が大企業の不正を隠蔽する巨大メディアに対立する内容を扱っている。社会性の濃い重いテーマが視聴者に負担になった。しかし社会性の強いドラマが人気の日本では「ヒーロー」が視聴者に好評を博すことができた。次世代韓流スター、イ・ジュンギが軍入隊前の最後の作品である点も関心を集めたものとみられる。
(中央日報ニュース記事より)

 
 イ・ジュンギ主演の「ヒーロー」は、平日の朝10時にTBS地上波でオンエアされているドラマだ。
 12日の放送で8%の視聴率を記録したとある。家族が顔を合わせる時間の反対側にあるこの時間帯はつけていないテレビも多かろう。したがってこれはなかなかの数字と言えそうである。
 この「ヒーロー」と同じくTBS地上波で現在ゴールデンタイム枠で放送されている「IRIS-アイリス」は、韓国において放送時間帯が重なったようである。そして激しくしのぎを削る予定のはずだったろうが、結果は「アイリス」の一方的勝利となった。上記にもあるが、「ヒーロー」は国内放送時、5%(おそらくゴールデンタイム)にも及ばなかったのだ。
 「IRIS-アイリス」は視聴率が上がらず、低迷している。低迷の理由は場面のズタギリカットなどいろいろ挙げられようが、その一つには舞台設定や背景が韓国の事情によりかかり過ぎているというのもあるのではないか。単にその国が舞台というのではなく、その国自体の事情を絶えず意識させられつつ見なければならないドラマというのは疲れるものなのだ。秋田にヒーローやヒロインたちがやってきて最初こそ話題を集めたが、途中から秋田も東京も用なしになってしまった。笛木優子もどこかでまた顔を出すかと期待しているが、再登場の気配はない。どうせエンターテインメントなんだから、もう少しそのへんに制作面の考慮が必要だったかもしれない。
 その点、 イ・ジュンギの「ヒーロー」は、韓国を舞台にした韓国語のドラマでありながら、内容の移し替えや移譲が気楽にできるものである。この話を日本のどこか、たとえば東京や大阪に持ってきたとしても何の抵抗も不思議もない。そういう気楽さがあれば、スムーズにヒーローやヒロインの世界に感情移入していってこれを楽しめるのだ。
 もともと韓国ドラマには、主人公の美貌がまずは視聴者らの興味をひき、主役以下全俳優陣の情熱の演技力でぐいぐいロマンチックな世界に誘っていってくれる趣がある。
 主人公イ・ジュンギとユン・ソイも最初は美貌とスタイリッシュが目を引いた。しかし今はそんなことに関係なく、全俳優陣の熱演にすっかりはまってきている。

 縁戚が声で出ているので書くのについつい力が入ってしまった。
 土曜日、その縁戚の家にいったら、夜遅く、彼女は帰ってきた。この日、最終話の吹き替えを終えたとのこと。その打ち上げがあったらしく、彼女が帰宅したのは深夜だった。
 彼女の話によると、最初は字幕放送の予定で、吹き替えは急遽決まったとのことだった。彼女にとってけっこう満足のいく仕事だったようだ。
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