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『ロマンスタウン』ソン・ユリ、ロト大当たり…視聴率は大はずれ
KBS第2テレビの水木ドラマ『ロマンスタウン』が、興味深いどんでん返しストーリーにもかかわらず、視聴率ダウンの苦杯をなめた。
13日、視聴率調査機関AGBニールセン・メディアリサーチの集計結果、12日放送された『ロマンスタウン』は、全国視聴率8.2%を記録、前日の初回放送分の8.6%より0.4ポイントダウンした。
この日の放送では家政婦ノ・スングム(ソン・ユリ)が、142億ウォンのロトに当選する姿が描かれた。スングムは酒代としてコンウ(チョン・ギョウン)に取られたお金を取り戻しに行き、そのまま彼の家で住み込み家政婦を始める。だが、3年ぶりに留学から帰ってきたコンウはスングムを追い出す。そしてその時、スングムは自身が購入したロトが当選した事実を知る。
一方、同時間帯に放送されたMBCの『最高の愛』は13.9%、SBSの『49日』は15.4%を記録した。
(エンタメニュースより)
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勝手気ままな話から始める。
ソン・ユリという女優は正真正銘のお嬢様だし、実際生活上では知性の勝った女性だと思われる。
しかし、仕事の本分に戻る時、お嬢様的イメージはともかく、知的イメージはきれいに取り除いてしまった方が、彼女の女優としての魅力はうまく発揮され、活かされてくるようである。
チャ・テヒョンとやった「楽園にて」は彼女が女優業を始めて間もなかったせいもあるが、持っているイメージをぜんぶ表現させようとして失敗している。当初、彼女に対し「女優としてどうなのだ?」の声も上がったと聞くが、それは演技力の問題だったというより、彼女のイメージを活かし損ねたスタッフの側に問題があったのだと思われる。
おかげで最初見た時のソン・ユリは凡庸な女優としか僕には映らなかった。
しかし、やがて彼女ははまり役を得ることになる。
彼女の好演したドラマ「雪の女王」や「快刀ホン・ギルドン」は、僕の説明した話の延長線上にあるものだ。
ここで取り上げる「ロマンスタウン」もこの流れを受けている。
貧乏の家に育ち、子供にだけはこんな生活をさせたくないと願う母親に、「自分は上の学校に行かず働く」と言い出す主人公は、まさにソン・ユリが本領を発揮するにふさわしいキャライメージの設定と言えよう。
今は視聴率も低調だが、そのうち一定の人気は出てくるのでなかろうか。
二日目の視聴率がやや下がったのは気になる点だが、韓国ドラマは「よーい、ドン!」で視聴率を競うのではなく、KBS、MBC、SBSの各局が順繰り順繰りで放送を開始し終わらせていくから、放送を開始後間もなくはひとつの試練と考えた方がいいのだろう。
このドラマの第2話を見たのだが、ノ・スングム(ソン・ユリ)の女学生場面は第1話で描かれたようだ。それを見れなかったのは残念だが、字幕でしっかり見る時の楽しみとして取っておこう。
韓国ドラマの1、2話は伏線がいっぱい張られてくるので字幕なしで見るのはきつい。わからないまでも1話を見ておけばよかったとつくづく後悔したことだが、言葉はほとんどわからないから、自分なりにほとんど憶測で話の流れを追ってみよう。
ノ・スングムは友達と出向いたクラブでカン・ゴヌ(チョン・ギョの酒代を立て替えてやる。その時のカン・ゴヌは体重150キロの大男だった。この時、スングムはゴヌにどういう印象を持ったか見ていないからわからぬが、いやいやでも立て替えてやらねばならない状況が生じてしまったのであろう。ゴヌにはそれが救いの神に見えたりして、彼女に好感を抱いてしまったとか・・・そんな感じか・・・?
父親の事情でカン・ゴヌは外国に留学する。
カン・ゴヌの実家から電話を受けたスングムはこの時立て替えてやった金をもらいに行き、その時の話の成り行きでスングムはその家の家政婦になってしまう。ゴヌの父、カン・テウォンの妻が、誰の子かわからないまま家に引き取ることになったカン・サンの世話を彼女にさせようとしたのだ。
ある日、スングムは主人宅の郵便受けを毎日のように覗きにやってくる年配の女に気付いた。スングムはその女を問いつめる。そうしてわかったのは、彼女はゴヌの世話を子供の頃からしてきた家政婦だった。主人の信頼を信じてカン・サンを強引に家へ迎えいれたことがあだになり、妻の逆鱗に触れてそこを解雇されたというところか。
自分は彼女の後釜としてここに入ったのだとスングムは気付かされたのだった。
自分がこの家を解雇されたというのを告げず、彼女はゴヌと手紙のやりとりをしていたようだ。
途中からスングムが彼女の代役を務めるようになるが、彼女から頼まれたものだったろうか。言葉がほとんど理解できないからそのへんの流れはさっぱり読めない。ただ、自分を正直に名乗ってやりとりしている感じではない。ゴヌは自分を育てた母がわりの家政婦とずっと文通しているつもりでいるだろう。
月日は流れ、ゴヌが帰ってくることになった。ゴヌから電話がかかってきてそれを受けたスングム。
赤い靴を履いてでかけていくが、ハイヒールを履きなれないせいか、オタオタ歩き、
ついに足をもつらせて転倒してしまう。大の字に腹ばい状態だ。
そんな彼女をゴヌは見つけてしまう。後ろから声をかけられ、起き上がったスングムはびっくり仰天。
ゴヌはすっかり印象を変えてしまっているではないか。
それから二人は若い男女としての楽しい時間を過ごす。
ゴヌがスンヅムの素足を靴の甲に乗せて歩く場面や二人でケンケンする場面は若者らしくさわやかで健康な雰囲気だった(こんなシーン演じるの、ソン・ユリにとっては少々照れ臭かったかな?)。
さて、しかし・・・ゴヌ邸にやってきて働いているとは口にできなかったようで、彼と顔が合いそうになってスングムは逃げ出す羽目に・・・! どうせ、バレるとわかっていたはずなのに告白していない彼女の愚図っぷり脳たりんぶりがじつにかわいい。
彼女はスタコラ逃げて大きな犬小屋に隠れる羽目に・・・キム・ヨンヒ(キム・ミンジュン)がそれを見かけてやってきて犬小屋を覗き込む。
スングムは彼を追い立てようとするが、キム・ヨンヒはそれを面白がってそこから離れない。
とうとう彼女は見つかってしまった。自分が代役を務めた手紙の嘘もバレてしまった。
自分が母のように慕っていた家政婦がここを辞めさせられ、代わりを彼女が務めていると悪意にとったゴヌは怒り心頭に達し、その場でスングムを解雇してしまったのだった。・・・
ゴヌ邸を追い出されたスングムの気分は最悪だった。どん底だった。
しかし、この先の彼女には思いがけない運気が射し始めていた(大逆転のシナリオの始まりか・・・?)。
(彼女の当てたロトの大金はカン家を助けるか、詐欺にでもあってすべて失ってしまうかのどちらかと見るがどうであろう・・・?)
彼女は先祖の墓に出向き、先祖の墓を抱いて感激に暮れ、あるいは遠くの山に向って大きな声で叫ぶことになる。
「ヤッオーッ! ヤッオーッ!(日本語的にはヤッホー!)」
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元祖ガールズグループFIN.K.L出身の歌手イ・ヒョリが、KBS第2テレビのドラマ『ロマンスタウン』に出演中のメンバーソン・ユリのために、炊き出し車を提供した事実が知らされた。
イ・ヒョリは14日自身のツイッターに「『ロマンスタウン』の撮影現場に行ってきました。いつのまにか大人になった末っ子、ファイティングです」という文と写真一枚を掲載した。FIN.K.Lのリーダーだったイ・ヒョリが、オク・チュヒョンと一緒に『ロマンスタウン』の撮影中であるソン・ユリを応援するために撮影現場を訪問したと見られる。
オク・ジュヒョンは自身のツイッターに「『ロマンスタウン』を応援しに行きました。私たちのリーダーが炊き出し車を差し入れしました」、「ユリとここのチームに力になりますように~~」という文を載せた。オク・ジュヒョンは引き続き「今日撮影の時から私たちのユリに反射板をしっかり当てて下さるようです。水木ドラマ『ロマンスタウン』ファイティング!」と応援メッセージを送った。