ヒョヨンの”夢と思い出”（少女時代）2012年1月
Hyoyeon's "Dreams and Memories" (Girls' Generation) January 2012
少女時代のヒョヨンが、22日放送のJTBC『少女時代と危険な少年たち』で“10年後の未来日記”を発表した。
少女時代ヒョヨン、10年後を語る
収録でヒョヨンは日記に「陣痛が来た。4人目と5人目が生まれそう」と記し、“多産の女王”への欲をのぞかせた。
普段からファッションセンスが好評のヒョヨンは「ずっと前から夢見てきた、あれほどまでに望んでいたことを実現させた！」とし、10年後にファッションデザイナーとなり第2の人生を歩む自らの姿についても記した。
そして、「この日を思い描き、諦めず一生懸命走って来た自分が誇らしい」としながらデザイナーへの強い希望を見せ、10年後のヒョヨンの姿を期待させた。
一方、少年たちの未来日記には、ステージに立つ姿、世間知らずの過去を振り返り反省する姿、仲の良い幸せな家庭を築いた姿などが記されており、少女時代のメンバーらを喜ばせた。
『少女時代と危険な少年たち』は、少女時代のメンバーが不良少年たちのメンターとなり、彼らの新たなスタートを後押しするという番組。放送は日曜日夜7時30分から。
（エンタメニュースより）
『少女時代と危険な少年たち』は、少女時代メンバーが不良少年たちをただひたすら更生させることに精出す番組ではないようである。
10年後の姿を思い描き、「陣痛が来た。4人目と5人目が生まれそう」とヒョヨンは未来日記に記した。
自分がまるで少女時代の一員であるのを忘れて書いたように感じる。
彼女には夢があった。一生を通してやりたいファッションデザイナーの仕事だった。
夢に向かって邁進する途中に、たまたま求められて下車するとグループアイドル「少女時代」の忙しいステージが用意されていた。やりがいはあった。これまで一生懸命学んできた好きなダンスと歌を思いっきり表現できる世界だからだった。彼女は8人の仲間たちとともに吸収すべきものを吸収し続けながら、ステージをこなしていった。彼女らの歌とダンスにファンたちの熱狂が始まった。
気がつくと彼女たちのファンは世界中に生まれていた。世界中のファンに会うための行脚が始まった。ファンが待っていてくれる場所ならどこへでも彼女たちは出かけていった。彼女らの忙しさは加速し、それと同じく流れる時間も加速した。
そんな中にありながら彼女は決して忘れていなかった。寸暇を割いてはデザインの勉強に没頭した。他のメンバーも同様だった。ソヒョンは時間さえあれば辞書とにらめっこしていたし、ユナもテレビの台本を手放さなかった。他のメンバーもまあ同様だ。ティファニーは収録間近の歌をしきりに口ずさんでいるし、暇さえあれば寝ているジェシカ（？）もこの頃はすごく意欲を出してきたようだ。テヨンとサニはというと、さっき化粧室で目元を狸みたいに塗りつぶしてふざけあっていたが、もうそこにはいないだろう。
と思ったら、二人は後ろに立っていた。
「なかなかいいじゃない、それ」とテヨン。
「うん。ずいぶんよくなった」とサニ。
「スヨンたちは？」とヒョヨン。
「クラシックバレエの真似事始めたから、私たちはお呼びじゃないと思って退散してきた」
というような時間が取れるのはほんのわずか。
五分後には集合がかかって彼女たちは次に仕事に出かけていく。それが終わったら空港へ一直線だ。・・・
「あの頃はほんといそがしかったなあ・・・」
分娩室のベッドで夢のような思い出にひたっているうちに、看護師の声がそばで聞こえた。
「（Gee）の音楽に乗って生まれてきたのはとても元気な女の子たちですよ」
4人目と5人目はポンと生まれてきた感じ。しかし喜びは最初の子の時と同じように深い。
「ありがとう。歩けるようになったらこの子たちにも（Gee）のダンスを教えてあげなくちゃあ・・・！」
ヒョヨンはそう言ってにっこり笑った。
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