雨の記号(rain symbol)

韓国ドラマ「知ってるワイフ」から

 


韓国ドラマ「知ってるワイフ」から




 韓国のドラマ、映画でタイムスリップものが多く見られるようになった。
 チソンとハン・ジミンの共演となったこのドラマもその一つである。


 バス中で痴漢に遭遇したソ・ウジン(ハン・ジミン)はやった男に詰め寄るが、やってないと反撃する男の剣幕を怖れ、バスの乗客は誰も名乗り出ようとしない。
 銀行員のチャ・ジュヒョク(チソン)もそのつもりじゃなかった(憧れの女性とのデートの約束があった)。だが、その娘が気の毒になって名乗り出てやる。


 しかし、そのおかげでジュヒョクは大学の後輩のヘウォンとのデートをすっぽかす結果となってしまった。


 ジュヒョクに一目惚れしたウジンはジュヒョクを追いかけ回し、その後、2人は結婚して家庭を持った。


 幸せな家庭を築くように見えた二人だった。だが、ウジンの両親が不幸に見舞われ、その余波は2人を襲った。夫を失ったウジンの母親はアルツハイマーを発症し、子供を産んだウジンは母親と子供の面倒を見るのに忙殺されてしまう。ジュヒョクの協力を願うが、ジュヒョクは会社の忙しさを理由に逃げ回る。
 ストレスにさらされたウジンは夫のジュヒョクに辛く当たるようになった。
 仕事で帰ってきたジュヒョクに冷や飯をあてがい、一緒の寝床からも追い払う始末だ。家で所在を失ったジュヒョクはゲームの世界に逃げるが、ゲーム機を発見したウジンはそれを風呂場の水に沈めて壊してしまう。


 ショックを受けたジュヒョクはウジンとの結婚を悔いるようになった。離婚も頭でちらつくようになったある日、ジュヒョクは大学時代の後輩、ヘウォンと再会する。その時、「昔、先輩が好きだった」と言われ、ジュヒョクの後悔は決定的なものになった。


 そんなある日、夜中に車を走らせていたジュヒョクはいつしか知らない道路に迷い込み、見覚えのない料金所を通過した。料金上を通過した車はそのまま走って大学時代にタイムスリップしてしまった。昔に戻ったことを知ったジュヒョクはヘウォンとのデートを約束した日、バス中で痴漢行為に遭ったウジンと折衝を持たず、知り合うことなく歳月を過ごし合うのを実現する。
 しかし、2人の縁はそれで終わらなかった。


 じつはこのドラマ、最後まで見終えていない。GYAOで見始めたものだし、視聴できる日数が少ないので、たぶん、最後までの視聴は叶わない。
 


 そこでパラレルワールドの話に切り替えることにする。
 タイムスリップものは五次元の世界を扱っている。
 我々が一般的に感じているのは、タテ、ヨコ、高さに時間を加えた4次元の世界である。
 
 そして次が”粒子のひも”で知られる「超弦理論(重力と電磁力などを統一的に記述する理論)」による5次元目めの世界が、タイムスリップもののドラマなどで扱われる”パラレルワールド(平衡宇宙)”の世界だ。


 チソンとハン・ジミン主演のドラマ「知ってるワイフ」で4次元と5次元の世界を行き来してるのは主人公のチャ・ジュヒョクである。
 
 現実論として、そこに(未来に限るが)行くことはできる。だが…現実として、4次元から5次元に行ってしまうとそこから戻ることはできないのではないか、と思える。


 5次元以降は小さくたたまれた宇宙らしい。きっかけを得ないとそれは起動しないらしい。
「知ってるワイフ」では500円玉や料金所が宇宙軌道の触発装置として使われていた。他のドラマでは似たような触発ツールを使っているようだ。
 しかし、見えない宇宙の開閉を見えるようにするには、そういう風に表現してやるしかないようだ。




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