雨の記号(rain symbol)

韓国ドラマ「伝説の魔女」から①

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主要な登場人物たち


★ムン・スイン(ハン・ジヘ)

シンファグループ長男(マ・ドヒョン)の嫁。このドラマのヒロイン。


 物語はムン・スインが女子刑務所に護送されてくるところから始まる。到着して雑居房に入れられる。そこには3人の囚人がいた。
 先輩としていた囚人は、放火殺人の服役囚(30年)シム・ボンニョ。詐欺の服役囚ソン・プングム。殺人未遂の服役囚ソ・ミオだった。ソ・ミオのそばには生まれて間もない子供がいた。
 スインは会社の金を横領した罪をかぶってここへ送られてきた。濡れ衣だった。スインは事故で亡くなった夫の会社を継いで社長に祭り上げられた。義父(会長→マ・テサン)の言いなりになってめくら判を押す仕事を続けるうち、シンファグループの総帥でもある義父に罠を仕掛けられた。
 マ・テサンはスインを社長にしておいて横領の罪を着せるだけでなく、彼女に渡った息子の遺産を取り戻すために罠を仕掛けたのだ。
 経営についてど素人のスインに義父の巧妙な罠から逃れる術はなかった。シンファグループの長男坊に嫁ぎながら、夫の死後、スンヒは一文なしにされてシンファグループからもマ家からも追い出されたわけだった。

 タイトルは「伝説の魔女」。魔女を囚人に置き換えるとこのドラマの言わんとする世界が見えてくる。
 刑務所に送られて来る人間のすべてがそれなり犯罪に至る事情を抱えている。犯罪者の多くはそのスイッチがいつどこでどんな風に入ったかは自覚できない。犯罪者の汚名を着る瞬間があるだけだ。
 そのうち、冤罪は明瞭で非合理な事情である。
 夫を殺した放火殺人の罪で服役しているシム・ボンニョもスインと同じく罪を被っていた。犯人は別にいて無実だったが、目撃証言もあり濡れ衣を立証できずに有罪となった。夫も子も失ったショックから冤罪と争う気力もなく、罪を背負って服役し、仮釈放が告げられるまでの歳月が過ぎていた。
 目を顔を合わせた瞬間からボンニョはスインに対して優しい態度を見せた。
 施設育ちのソン・プングムはバツ1の上に若さはなく、手に職もないため詐欺に手を染めるようになった。小さな詐欺を繰り返すうち、いつしか三犯となってしまった。
 彼女は刑務所に入る前、警察に手配され追われる身の中で仮出所中のボンニョと初めて出会った。
 勧誘で事務所に連れ込まれたもののボンニョはプングムの行為の怪しさを見抜く。関わりを持つまいと事務所を出ようとして倒れてしまう。
 驚いたプングムはボンニョを助けて病院に連れて行く。詐欺を働く人間だがプングムは人情味も持っていたのだ。
 そして二人は刑務所でも再会した。どういう経緯があったかプングムはボンニョをボスと崇める人間になっていた。それは服役30年のキャリアに服従していたのか? それともボンニョの人間的優しさに母親のような慈愛を覚えるようになっていたのか?
 3人目のソ・ミオにも事情があった。
 彼女はモデルとしてタレント活動をしている時、仕事を通じてシンファグループの次男、マ・ドジンと出会った。何かと優遇され、親しくしているうちドジンと恋に落ちた。
 しかし、お腹に子供を孕むとドジンの態度は一変した。シンファグループの御曹司としての世間体を考えたようだった。ソ・ミオはドジンの逃げ腰に腹を立てた。恋に上下関係はない。ドジンを心から愛している彼女は日陰の女になるつもりはなかった。ドジンときちんと結婚して家庭を持ちたかった。シンファグループの財はソ・ミオにとって特別な物ではなかった。ソ・ミオはシンファの体面にこだわるドジンと決着をつけようとした。
「どうしてお腹の子があなたの子供だというのをお義父さんに告げないの?」
 しかしドジンは態度を譲らない。
「誰の子かわからないのに伝えられるはずないじゃないか」
 激情してもみ合ううち、威嚇で持っていたナイフはドジンの腹部を突き刺してしまったのだった。
 息子を傷つけられたドジンの母エンランはソ・ミオに示談の意志がないのを告げた。
 殺人未遂の汚名は着た。身篭った子の父親であるドジンに対する殺意はなかった。ただ、あの瞬間、ソ・ミオの心で何かが変わった。
 子供を生んで育てようと決心し、罪状にしたがって刑務所にやってきたわけだった。

 こうして女子刑務所の独居房で復活に向かう「伝説の魔女」たちの揃い踏みとなったのだった。






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