
宇宙少女と多人数ガールズ(少女時代その他)について
About Cosmic Girls and Multiplayer Girls (Girls' Generation and others)
今年最高のスタートを切ったガールズグループはMOMOLANDだった。
新年早々に発表したカムバックタイトル曲「boom boom」は、スタートダッシュに成功して一年を通して愛される大ヒット曲となった。
今年のMOMOLANDのように来年は自分たちの年にしようとばかり、宇宙少女、Apink、GFRIENDが2019年のスタートダッシュに向けて準備を徐々に加速させてきている。
今年のMOMOLANDのように来年は自分たちの年にしようとばかり、宇宙少女、Apink、GFRIENDが2019年のスタートダッシュに向けて準備を徐々に加速させてきている。
宇宙少女はニューアルバム『WJ STAY?』のコンセプトとしてボナとウンソの個人フォトティーザーを掲載した。
ボナは薄紫のエレガントなブラウス姿。春の訪れを待つクールな視線と表情が印象的。
ウンソも清楚さ控えめな表情で大人の女性らしさをアピールしている。
そして2人はよく似ている。
美女はもともと似ていくとも言われる。
写真の2人はメークを似せると姉妹と呼んでも差し支えなさそうに感じる。

喜怒哀楽を制御した”礼儀正しい清純とビジュアルの高さ”が宇宙少女の持ち味である。

喜怒哀楽を制御した”礼儀正しい清純とビジュアルの高さ”が宇宙少女の持ち味である。
違う顔立ちでも似た面を持つ姉妹のように、宇宙少女のメンバーは互いに共通する面の多い雰囲気をいつも漂わせている。
ガールズグループはコンセプトに沿って活動するからそうなりがちなものだが、感情面を制御してストーリー性豊かなステージを作ってくる宇宙少女は、エクシを中心にほんとの姉妹のように見えて来たりする。
ガールズグループもスタイルに周期がある。
TWICEはメンバーの独自性を強く打ち出し、メンバーそれぞれの魅力を最大限引っ張り出すことに成功した。
メンバー9人が好きな方向に自分の魅力を広げ、それを横に紡ぎあって人気の全体を大きく膨らました。
だが、同じ手法でTWICEに続く人気ガールズはなかなか出てこない。
BLACKPINKやRed Velvetもメンバーの個性開花で成功してるガールズだが、TWICEと比べると人数の規模が違う。
BLACKPINKはもともと9人くらいを想定して構想されていたガールズと聞くが、9人そろえてデビューしてきたらどうなっていたのか?
今ほどの成功はなかったんじゃないか、と自分は考える。
ジェニーもリサもロゼもジスも人気は出たかもしれない。
だが、もう少し小粒の人気に留まったかもしれないのである。
9人で構成されてくるガールズは多い。
その根拠となっているのはガールズグループとして大成功を収めた少女時代と思われる。
5~6人のガールズモデルはKARAと言えようか。
2010年のK-POPブームを主導した両グループにあやかっているのは間違いない。
少女時代とKARAの人気は日本と韓国、さらにアジアを巻き込んで大変な人気だったが、両者とも人気に見合った活動を完璧に消化したとは言いがたい。
素晴らしい活躍は見せたが、小説にたとえれば名作だが終章で盛り上がりを欠いてしまったのは否めない。
全体の実績としてはすばらしかった。
確かにすごかった。
野球でいうなら前半は華々しく打って点数をジャカスカ取った。
だが、後半は攻撃力も弱り、失点(メンバーの脱退や活動の乏しさなど)を重ねてしまった(K-POP人気の陰りも影響したかもしれない)。
少女時代もKARAも大きな完成に向かう可能性を有していたにもかかわらず、事務所はこのブームに適応するほどの能力を有していなかった。
少女時代もKARAも大きな完成に向かう可能性を有していたにもかかわらず、事務所はこのブームに適応するほどの能力を有していなかった。
両事務所とも十分なケアが出来ず、少女時代やKARAの活動をまっとうさせてやれなかった面もあるかもしれない。
少女時代もKARAもいい歌をたくさん歌ったが、時間が経ってみると近頃のチャレンジK-POPには、少女時代は「Gee」、KARAは「マンマミーア」くらいしか登場してこなくなっている。
K-POPもエンタメ音楽。
一世を風靡しても、その時、その時に流行っている曲には勝てない。
懐メロ番組で「あの時、この時」の名曲として登場してくるに過ぎないということだ。
よって、彼女らの歌をたまにクリックして視聴しながら、再生回数が忘れられたように伸びないでいるのを寂しく感じている次第なのである。
少女時代スタイルの最後部分をTWICEが完成させられるかどうかに自分は関心を覚えている。
少女時代もきっとTWICEのような完成形を夢見ていたことだろう。
すなわち9人全員が魅力を開花させ、誰からでもどのようにでもパフォーマンスステージを作り出せる音楽スタイルの完成をである。
だが、まだまだ先のあるTWICEが最後までそれをやりきれるかどうかは誰にも分からない。
人気は落ちて行ってもやり切った感が漂ってくれるならそれで充分ではある。
9人ぐらいのガールズがたくさん生まれてきたのは、一つは少女時代がロールモデルとしてあったこと、もう一つはTWICEの成功を目の前にしていることだろう。
だが、どのガールズもTWICEのおすそ分けをいただけない流れとなってしまっている。
ヒット曲は出せてもメンバーの人気はちっとも出てこない。
出てもボーカルラインとビジュアルラインを足して3~4人ほど…他のメンバーはただのバックダンサーと同じ。
これでは人気は膨らまないし、広がりも出てこない。
TWICEは9人全員がTWICEの方解石キャラとなった。
他ガールズはなかなかここへたどり着けない。
方解石になるのはせいぜい3~4人であとはただのエキストラー(バックダンサー)と変わりがない。
宇宙少女も少女時代スタイルを目標としてスタートしたはずだが、ここへ来てチャンネルの切り替えを模索し出している。
宇宙少女も少女時代スタイルを目標としてスタートしたはずだが、ここへ来てチャンネルの切り替えを模索し出している。
”家族の絆”スタイルである。
集団を完全な個別キャラでなく、”姉妹”のファンタジーイメージをつくり、それを入れ物(宇宙船でもいい)にしてストーリー(ステージ)を着想するのである。
TWICEみたいになれなくても宇宙少女は、らしいガールズの道を着実にたどっていると感じる。
メンバーそれぞれが小粒でもソロの活動の場を持てるならそれで充分だと思う。
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