雨の記号(rain symbol)

2017年の少女時代から







 2017年の少女時代から
From Girls' Generation in 2017










 ツアーの控室でカートライダーに変身した少女…いやテヨンか…。
 ソロ活動で忙しくなった彼女…少女時代メンバーたちと顔を合わせる暇もないようだ。
 こういう時はヒョヨンとサニーを加え、ちびっこ3羽ガラスではしゃぎたいところかもしれない。

自分も童心に戻っちゃってこんな遊びにも手が出てしまった…?

 (小生も子供の頃、三輪車に乗って回ってる時は楽しくて周囲が見えなかったりしたものだが…→テヨンを一緒にするな、ってしかられそうだ<笑>)

 前はメンバーたちがいて、控え室こそ疲れも忘れるほど賑やかだったろうに、周囲にいるのは担当違いのスタッフたち…ステージの言葉は交わせても、歌やダンスの練習で明け暮れたクラスメート感覚の言葉は交わせないであろう。
 
 
 メンバーが揃ってベトナムでの久しぶりのコンサート(Fancam)。
 メインボーカルのテヨンはステージで楽しそうな表情を見せていた。「GINIE」はサビのパートを歌う彼女の迫力ある歌唱が見どころだが、笑顔で手を振りながら流して歌った。手を抜いているというより、そこに彼女たちの今を感じた。
 パフォーマンスは省エネだし、若い頃の彼女たちから思えばダンスのキレも乏しい。だがキャリアで積み上げた魅力には遠く及ばない。
 ファンが一番に望むのはそれだ。
 「LION HEART」はタッチの軽い歌とダンスだが、即興のパフォーマンスも入ってファンを沸かせていた。
 サニーは太ってたがファンを楽しませる術は相変わらずだった。
 ソヒョンは張りきり度満載の変わらない初々しさがよかった。
 ユナは終始目立たぬポジションにいる気がしたが、ステージを楽しんでいるのだけは表情から見て取れた。
 結局、メンバーたちは大人の輝きで自分のパートをしっかりこなしていた。
 彼女らももう30歳の声が近づいている。
 若い頃のキレキレダンスはなくなっても、「やっぱり少女時代はいい」と感じた次第である。

 解散せず、少女時代を息長く続けていってほしい。



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