「Genie」のカバーダンスチーム
"Genie" cover dance team
昨夜、久しぶりに地上波放送のテレビをゆっくり楽しんだ。
日本テレビでカバーダンスの選手権をやっていたからだ。K-POPのカバーダンスもたくさん入っているようなのでテレビの前に腰を落ち着かせたわけだった。
と言っても最後まで見たわけではない。予選が終わった段階で消してしまった。K-POPのカバーダンスチームがすべて予選で敗退した、というのがあるし、全体の印象から番組が”K-POP以外にもいいダンスはたくさんある”とのコンセプトから発想し、貫かれている気もしたので途中で切り上げた。
K-POPがダシに使われたと感じてはもういけない。見る気はすっかり失せてしまったのだった。
★今後、K-POPをダシにしながら”他にもこんないいダンスがある”のコンセプトでこの種の番組が増えてくるかもしれない。
したがって昨夜の大会もどのチームが優勝したのかは分からない。決勝ラウンドに進んだのはいずれもレベルの高いチームだった。どのチームが優勝しても文句が出ないほどの力を発揮していた。
ただ、自分的にはインターネットで呼びかけあって集まったとかいうチームの「Genie」が一番いいと感じた。本家に比べればまだまだ足りないところもあるが、仰々しいテクニックを駆使しないで踊るこのようなダンスこそがもっとも難しい(相手は子供たちチームだったので難しいが、視聴者投票ならこのチームにも多くの票が集まったことだろう)。
JDSD(?)だったかな・・・このチームはダンスの動きとして「少女時代」のよさ(気品も出ている)にかなり迫っていた。あとは要求されるソフトタッチとシャープな動きをどううまく折り合わせるかだ(この曲ではヒョヨンのソロがうまくさばければ断然よくなりそうである)。
強力チームは動きの激しさ難しさを前面に押し出して点数を稼いでいた。ダンスの魅力に迫るというより、”どうっ? 上手いでしょう?”を見せ付ける乗りだった。
正直いうと、そういう上手さは一度見るより二度目、二度見るより三度目でどんどん色あせてくる。ダンスの魅力とはやや逸れているところもある。大事なのは飽きることのない味わいである。肩を凝らせない味わいこそがダンスのチャームポイントである。尽きない魅力である。
それが「Genie」をやったチームには感じられた。こんどどんどん魅力を積み上げてくる可能性を覚えた。
すでにユーチューブかどこかでアップした動画が480万回のアクセスを記録してるとのことだが、カバーダンスチームとしては物凄いアクセス数だ。師匠を持たず自分たちでやっているのもすばらしい。自分たちで一念発起してやる。カバーダンスのまさに真骨頂ではないだろうか。
このチームにはそのうちもっと魅力ある「Genie」を見せてもらえるかもしれない。
期待し、このチームのダンスを注目していきたい。
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