雨の記号(rain symbol)

次のためのドラマとして

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キム・テヒがけちでがめつい女に変身する。

キム・テヒが2011年1月5日から放送されるMBC(文化放送)水・木曜ドラマ「マイプリンセス」にケチな女子大生イ・ソル役で出演する。
イ・ソルはお金になることなら片っ端から飛び込む人物。紙幣1枚を手にするためにヘヨン(ソン・スンホン)と神経戦を繰り広げたりもする。片思いの教授の関心を引くために鳥肌が立つような愛きょうも見せる。
キム・テヒの所属事務所は「コミカルでおかしな場面が多く、最初は少しぎこちなかったが、今はイ・ソル役に完全に没入している。キム・テヒ自身も新しい姿を見せると言って意欲的に取り組んでいる」と伝えた。
「マイプリンセス」は、最高財閥企業の唯一の後継者パク・ヘヨンと一日で王女になったイ・ソルのどたばた恋愛を描いたロマンチックコメディー。
(エンタメニュースより)

 「コミカルでおかしな場面が多く、最初は少しぎこちなかったが、今はイ・ソル役に完全に没入している。キム・テヒ自身も新しい姿を見せると言って意欲的に取り組んでいる」
 この画像一枚見れば意欲的に取り組んでいるかどうかはすぐ分かる。楽しいドラマかどうかも見えてくる。自信と悪戯っぽさがその表情に感じられる。計算されてコケティッシュな彼女の体当たり的押しにソン、スンホンの涼しい顔が戸惑いで揺れる。上等のコメディーになりそうな予感が今からするではないか。
 彼女に学生役させるなら本格ものの恋愛ドラマをやってほしかったが、「ラブストーリー・イン、ハーバード」にかぶっちゃってだめなのか?。
  脇役と違って主役級の俳優はイメージが偏り、固定化してしまえばそれがマイナス作用を及ぼしていくことだってありうる。
 ソン・スンホンもキム・テヒも前作は重めのイメージで勝負した。気の利いた乗りの軽い演技をやっておいてニュートラルな位置に自分を戻しておきたい思惑もあるかもしれない。

 だが、これで視聴率が爆発したら二人は戸惑うことになるだろう。これは次のためのドラマとしてほどほどの人気を得て、二人には早く本格もののドラマに戻ってほしいというのが自分の率直な願いではある。
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